「橋田壽賀子ドラマ となりの芝生」は、永遠のテーマといわれる(?)「嫁・姑」の確執がテーマだが、夫婦間も亀裂が入っていて、溝が深まるばかり。そんな時、友子は、女友だちの崎田時枝(三浦理恵子)から「メンズ・クラブ」を紹介されて、働くことになる。
そのクラブのオーナー、殿村洋平(大杉漣)は、友子を気に入り、大事に考え、「家庭を疎かにせずに、差し支えない程度に働いてもらえばいい」と語るのだが・・・。
高平友子(瀬戸朝香)と姑・高平志乃(泉ピン子)の掛け合いが中心だが、夫・高平要(大倉孝二)が、あまりうだつがあがらず、経済的にも家のローンがきついことから、友子は「クラブ」で働くことになるが、この職場が友子にとっては、水を得た魚のようで、人気を得て行く。しかも、夫よりも収入がはるかによく・・・。
家庭の主婦が、仕事(夜の商売)に出ることが、まず姑には気に入らない。
友子の友人は、友子が働いている職場のオーナー、殿村洋平(大杉漣)の秘書をしているが、友子が殿村から優しくされるのが気に入らず、友子の夫である要にモーションをかけてくる・・・。
展開が、だんだん妖しい方向になりつつあり、面白い。
古臭い?「渡る世間」よりも断然興味がわいてくる(笑)。
古臭い?「渡る世間」よりも断然興味がわいてくる(笑)。
友子の女友達を演じる三浦理恵子は、ミニスカ・ポリスで、キュートだったが、
いかにも男好きのするタイプで、友子の夫を誘惑しようとする。三浦は、演技は、
いまいちの印象だが、甘ったれた声で、こういう悪女っぽい役はいいかも。
いかにも男好きのするタイプで、友子の夫を誘惑しようとする。三浦は、演技は、
いまいちの印象だが、甘ったれた声で、こういう悪女っぽい役はいいかも。
しばらく目が離せないことになりそうです。