東野圭吾ミステリーズ・第3話は「エンドレス・ナイト~哀しみのラスト・・・夫の死の謎に迫る女」・・・殺された夫の謎を追うために大阪へ向かった妻に危険が迫る!
松下奈緒主演。
大阪と関東(東京)について、なにかと双方の意識の根底に複雑なもの(ライバル心など)があるようだ。松下菜緒演じる厚子は、「大阪は大嫌いだ」と終始、語る。ここまで徹底した大阪嫌いの発言を聞くと、相当、大阪から反発を買いそうだ(笑)。
お金儲けのことしか頭になく、厚かましいというのが「表面的な」理由。
実際に、”親切なつもりの”おせっかいなおばちゃん連中も登場し、旅行者にずけずけと、「これはいいよ」と物事を強いる。だが、厚子が大阪嫌いになった理由は、幼少のころの深い傷にあった・・・。
どっぷりの関西人からしたら、これだけ、関西を眼の敵にした発言を聞いたら、頭にくるだろうが、そこはバランスもあった。刑事の番場(大杉漣)は、大阪の人たちは、一生懸命に生きている・・・と弁護する言い方をするのだが。
洋一はアパレルチェーン社長の御曹司。
新しく大阪に立ち上げるブランドの経営を任されたため、単身で現地に行っていた。もちろん、当初は厚子も誘われていた。
新しく大阪に立ち上げるブランドの経営を任されたため、単身で現地に行っていた。もちろん、当初は厚子も誘われていた。
しかし、厚子は洋裁学校の講師を東京で続けたいこと、また、大阪が肌に合わないとの理由で断ってしまう。
大阪に着いた厚子を番場十三(大杉漣)たち刑事が出迎えた。
洋一の遺体確認を終えた厚子は、自ら殺害現場に連れて行って欲しいと頼む。洋一は自分の店で刺殺されていた。
洋一の遺体確認を終えた厚子は、自ら殺害現場に連れて行って欲しいと頼む。洋一は自分の店で刺殺されていた。
番場は洋一が殺された原因に心当たりはないかと聞くが、厚子はないと答える。厚子は手がかりを調べさせて欲しいと言う番場と、洋一が暮らしていたマンションへ。
そこで初めて洋一が亡くなったことを実感し、涙を流す。
その夜、洋一のマンションで寝ようとする厚子。と、玄関で物音が・・・。
恐怖する厚子の前に、刃物を手にしたスキンヘッドのやくざ風の男が現れた・・・。
ところが、あとに意外などんでん返しが待ち受けていた!
松下菜緒が、朝のドラマとは打って変わって、複雑な役柄を、うまく演じていた。
犯人は「妻」(松下菜緒)だった!!!
関西嫌いの厚子が、刑事に向かって、最後に「ほな、行きましょか」とあれだけ嫌っていた関西弁を使ったところが、超インパクトがある!(爆)。
刑事「い、い、いま、関西弁を使いましたよね!?」
ミステリーは、これだから面白い!?
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