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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

1970年代(158)「ロイ・ビーン」(1972)

「ロイ・ビーン」(The Life and Times of Judge Roy Bean,1972)は、ポール・ニューマン主演で、ニューマンの身なり・格好は異なる(ひげぼうぼう)ものの「明日に向かって撃て!」を髣髴とさせるような映画だった。音楽のメロディも軽快。←サントラの王者、ジュリアンさんにとっては、どのような位置づけか(笑)。

 

19世紀末、無法のはびこるテキサスにさっそうと登場した西部の名物男ロイ・ビーン
ポール・ニューマン)の活躍を描く。監督はジョン・ヒューストン
 
出演は、ポール・ニューマンのほか、往年の名女優エヴァ・ガードナーが貫禄を示している。
アンソニー・パーキンスをはじめ、ステイシー・キーチ、タブ・ハンター、ロディ・マクドウォールといったおなじみの役者に、ジャクリーン・ビセットが花を添えていた。

 

 

舞台は、1890年、テキサス。

 

ペコス川の西には法律も正義もない。
暴力と無秩序とガラガラ蛇くらい。
そこへ流れ者がやって来て、物凄い拳銃さばきで、街を牛耳る悪党どもを、あっという間に射殺して、街に居座ることになった。その流れ者は次の日から判事ロイ・ビーン(ポール・ニューマン)と名乗った。

 

「今日から、俺が法律だ」と宣言して・・・。

 

酒場を改造して、その場所は法廷もかねることにした。 壁には大女優リリー・ラングトリー(エヴァ・ガードナー)の大きなポスターをはりつけた。 5人の助手を雇い入れ、ビーンは実業家としても、大成功するが・・・。

 

時代の転換期で、西部の”黄昏”時だったかもしれない。

 

ジャクリーン・ビセットが、清楚な役から一転して、気性の激しい女ガンマンを演じた。
エヴァ・ガードナーは、やや貫禄がついて(笑)全盛期の美貌は衰えたものの、この頃は「大地震」などの超大作に出演して、大女優の風格・存在感を示していた。アンソニー・パーキンスも健在ぶりを示していた。

 

もう一度観たい映画の1本。
☆☆☆