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<span itemprop="headline">映画「黒衣の花嫁」(1968)</span>

死刑台のエレベーター」をこのブログで紹介したところ、ジャンヌ・モローの ”隠れファン”が意外と多いのに驚いている。特に美人というほどでもないが、陰影もあって、いかにもフランス女優という雰囲気があった。

この映画を見た当時は、ジャンヌ・モローの名前もあまり知らずに、リアルタイムでモローが出演している作品で、最初に見たのが、この「黒衣の花嫁」だった。日本で公開された年の翌年に、二番館で見た。
(※洋画を劇場ではじめてみた年が1969年3月。)

30~40年前は、ロードショー公開の後、しばらくして、2本立て(3本立て)になって、二番館
(料金もロードショー館の半額ぐらい)で公開されるのがほとんどだった。

黒衣の花嫁」(La Mariée était en noir)は、フランソワ・トリュフォー監督。
死刑台のエレベーター」からは10年以上経っていたので、美貌もやや・・・。

指輪交換の直前に婚約者を殺された花嫁(ジャンヌ・モロー)が、5人の男たちを次々に殺していく
という復讐劇。

ジャンヌ・モローは、「突然炎のごとく」以来6年ぶりにトリュフォー映画に出演した。




英語バージョンの予告編はこちら:

The Bride Wore Black (1968) Theatrical Trailer
5人はよく見るフランスの脇役。

後で知ったことだが、トリュフォー監督は、「脚フェチ」だということで、この映画でも
モローの脚を執拗に映していたとのこと。よく見ておけばよかった。こんど機会があったら、
確認。メモ・・・(笑)

原作の小説では、主人公が5人目の男を殺すときに逮捕され、フィアンセが殺されても仕方がない
悪人であったことがわかるが、真犯人は別の6人目の男だったという、より不条理な結末となっている
ようだ。

キャスト:
ジュリー・コレール:ジャンヌ・モロー
ブリス:クロード・リーシュ
コレー:ジャン=クロード・ブリアリ
コラル:ミシェル・ブーケ
モラーヌ:ミシェル・ロンスダール
フェルギュス:シャルル・デネ
デルヴォーダニエル・ブーランジェ
ダヴィッド:セルジュ・ルソー

☆☆☆


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