fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「マンマ・ミーア!」(2008)</span>


ダイナミックに歌って踊るミュージカルは映画の中でも、一番のお気に入りのジャンル。
ましてDancing Queenなど懐かしの曲が、全編に流れては・・・。

メリル・ストリープ(59)は、様々な役柄に挑戦し続けてすごい。
撮影時、58歳!で、ベッドの上で、飛び跳ねていました(笑)。

「映画の出演料はいらないくらい(出るだけで)楽しかった」とまで語ったお気に入りの作品だったようです。

1日の映画デーは、劇場前の行列で、あきらめた「マンマ・ミーア!」だったが、きのう(2日)夜8時の回(新宿バルト)で見てきた。昨年の夏に全米で公開されており、日本での公開は半年も先だったこともあり、待ちに待った映画でした!


☆☆☆

ABBAの音楽に郷愁を覚えたミュージカルで、音楽はパンチが利いて
よかったが、出演した熟女の女優陣が、はじけすぎでした!?(爆)・・・。

一方、男優陣の3人は、個性的で、とくにピアース・ブロスナンが007のイメージを捨てて、役得だったような。3人の中では、どう見ても「分」がありそうで、最後は予想通りの展開に・・・!?。

映画のオープニングは、なかなかいいです。

一人の若い女性(ソフィ)が、期待と不安そうに三通の郵便をポストに投函するところから始まり、場面は変わって、まったくの別々の三人の男が荷造りして出かける姿を同時並行で描き、スマートでしゃれたスタート・・・。

曲は「I Have a Dream」で始まり、途中でもこの曲がうたわれるが、これはかつてのキング牧師の言葉とダブり、また世界の不況の中で、元気づけるという意味では、タイムリーだったような気がする。

背景のギリシャで撮影されたという景色は一見の価値があった。

主演のアマンダ・セイフライド(ソフィ・シェリダン役)は、一生懸命というのがいいですが、石を投げられそうですが、「ET」「ロードオブザリング」にでてくるあの、キャラクターのようなギョロ目がどうも(爆)(けなしているわけではないです。)独断・偏見によるもので、好みの問題です。

全米アルバム・チャートで、ABBAが映画「マンマ・ミーア!」の公開で米国では昨年再ブレイクしたという。やはりDancing Queenの曲はよかった! 80年代前半の頃のディスコ・ブームを引っ張った名曲の復活で、往時をほうふつとさせた。

ミュージカル・ファンにとっては、楽しい映画だった。曲でなじみのあるものが多く、”ABBA世代”には最高ではないか。80年代前半のころ、ディスコにたまに出かけたことがあったが懐かしかった。

ドリームガールズ」「プロデューサーズ」「ヘアスプレイ」と年に1本程度の割合でミュージカル映画ファンを楽しませてくれる作品があったが、そんな1本だった。





"I Have a Dream" - ソフィ
"Honey, Honey" - ソフィ
"Money, Money, Money" - ドナ, ターニャとロージー
"Mamma Mia" - ドナ
"Chiquitita" - ターニャとロージー
"Dancing Queen" - ドナ, ターニャとロージー


"Our Last Summer" - ソフィ, サム, ハリーとビル
"Lay All Your Love on Me" - スカイとソフィ
"Super Trouper" - ドナ, ターニャとロージー
"Gimme! Gimme! Gimme!" - キャスト
"The Name of the Game" - ソフィとビル
"Voulez-Vous" - キャスト
"SOS" - サムとドナ


"Does Your Mother Know" - ターニャ, ペッパーと男子たち
"Slipping Through My Fingers" - ドナとソフィ
"The Winner Takes It All" - ドナ
"I Do, I Do, I Do, I Do, I Do" - ドナ, サム,とカンパニー
"When All Is Said and Done" - サムとカンパニー
"Take a Chance on Me" - ロージーとビル
"Mamma Mia" - キャスト
"I Have a Dream" - ソフィ
"Dancing Queen" - ドナ, タニアとロージー
"Waterloo" - キャスト (エンドクレジットでながれる)
"Thank You for the Music" - ソフィ

YouTubeで、ほとんどの曲が聞けますね。

キャスト:

メリル・ストリープ:ドナ・シェリダン、 ソフィの母親で、ホテル"Villa Donna"のオーナー。

アマンダ・セイフライド:ソフィ・シェリダン、ドナの一人娘でスカイの婚約者。

ジュリー・ウォルターズ:ロージー、ドナの親友の一人。

クリスティーン・バランスキー:ターニャ、ドナの親友の一人。

ピアース・ブロスナン:サム、ソフィーの父親候補その1でアメリカ人の建築家。

コリン・ファース:ハリー、ソフィーの父親候補その2でイギリス人の銀行家。

ステラン・スカルスガルド:ビル、ソフィーの父親候補その3でスウェーデン人の水兵で旅する作詞家。

ドミニク・クーパー:スカイ、ソフィの婚約者でホテルのホームページのデザインをする。

マンマ・ミーア!」は、舞台公演も日本であったが、なかなかチャンスがなく、せめて映画では見ておこうと思った作品。20年間、映画化を待ち続けた「オペラ座の怪人」と同じように・・・。

☆☆☆☆


(追加)2018年8月に10年ぶりに続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」が公開された。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。