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<span itemprop="headline">俳優:コリン・ファース(GG賞主演男優賞、アカデミー賞主演男優賞受賞)</span>

 


コリン・ファース
(50)は、英国俳優で、最新作「英国王のスピーチ」で大注目されている。「ゴールデン・グローブ賞」では、見事主演男優賞を獲得したが、アカデミー賞へも期待が高まっている。
 
コリンは英国BBCのテレビドラマ「高慢と偏見」で、大きな人気を得て、そのキャラクターと名前(Mr. ダーシー)は、ブリジット・ジョーンズの日記」2作品に取り入れられて、その人気を不動にした。
 
「ブリジット・ジョーンズ~」では、32歳の独身女性ブリジット(レニー・ゼルウイガー)を巡って、ブリジットの上司・ダニエル(ヒュー・グラント)と争うバツイチ弁護士・マークを演じて、味わいがあった。すこし斜に構えたスタイル、話し方が印象に残る。映画では、ヒュー・グラントが二枚目で、そつがないプレイボーイ的な役どころだが、コリン・ファースは、どちらかと言えば、面白味がなさそうな冴えない役どころだが、実直さ、まじめさがあり、それが時として笑わせる。
 
ラブ・アクチュアリー」は19人の男女が織りなす、ラブ・コメディだが、コリン・ファースも二枚目ではないが、実直そうな役柄が目立った。
 
実は英国では、女性の人気投票で、1位になったこともある。
 
イギリスのジーンズ・メーカー、「ウィザード・ジーンズ」が、約1500人の女性を対象に行った「最も魅力的なイギリス人男性」の投票で、名だたるイケメン俳優たちを抑えてコリン・ファースが1位に輝いたのだ。
 
2枚目というより、品のよさで大人の女性により人気を得ているようだ。投票を主催したウィザード・ジーンズはこの結果について、「ハンサムな顔は天からの贈り物でしょうが、魅力的、というのはそれよりも内面的で、自然の魅力をいかに引き出せているかにかかっています。コリンはその品行や物腰の優雅さが素敵に見えるのでしょう。」
 
投票の順位は以下の通り。
・・・
 
ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を獲得して、実力を示した。
2月27日発表の「アカデミー賞」では、作品賞、主演男優賞など最多の12部門でノミネートされており、かなり有力。
 
 
今注目の俳優の一人であることには間違いない。
 
主な映画出演作品:
アナザー・カントリー Another Country (1983)
ひと月の夏 A Month in the Country (1987)
アパートメント・ゼロ Apartment Zero (1988)
高慢と偏見 Pride and Prejudice (1995) テレビシリーズ
サークル・オブ・フレンズ Circle of Friends (1995)
イングリッシュ・ペイシェント The English Patient (1996)
シークレット/嵐の夜に A Thousand Acres (1997)
謀議 Conspirasy (2001) テレビシリーズ
アーネスト式プロポーズ The Importance of Being Earnest (2002)
スプリング・ガーデンの恋人 Hope Springs (2003)
真珠の耳飾りの少女 Girl with a Pearl Earring (2003)
ラブ・アクチュアリー Love Actually (2003) ☆☆☆☆
秘密のかけら Where the Truth Lies (2005)
トラウマ trauma (2006)
いとしい人 Then She Found Me (2007)
マンマ・ミーア! MAMMA MIA! (2008) ☆☆☆
シングルマン A Single Man (2009)
英国王のスピーチ The King's Speech (2010)