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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(79)「コールガール」</span>




 
 ジェーン・フォンダの代表作の1本。

 当時のキャッチコピー:真夜中のニューヨークに女の哀愁と男の孤独が激しく燃えあがる!
 映画のオリジナルのタイトルは、人名のKlute。これが、なぜか「コールガール」とい
 タイトルに。
 
 ジェーン・フォンダが屈折した大都市の女性像を演じて、アカデミー賞主演女優賞に輝いた。

 ペンシルヴァニアの研究所の科学者が突如失踪し数ヶ月。彼を探しにNYに派遣された同僚の
 クルート(ドナルド・サザーランド)は、彼がコールガールに宛てた卑猥な手紙だけを頼りに独自の
 調査を始める・・・。

 受取人の友人で売れっ子のコールガール、ブリー(ジェーン・フォンダ)に協力を請うが
 つれなくされ、クルートは彼女を監視することにした。ひたすらみつめるうち、恋の芽生えを意識
 する彼の心は、やがて、愛に不寛容な彼女を優しく包みこみ、二人は一致して事件の解決に努める。
 都会の夜の光と影、心理の揺れを巧みに捉えるG・ウィリスのカメラが素晴らしい。

 このころのジェーン・フォンダといえば、政治活動が盛んで、ベトナム戦争反対などを訴え、
 「ウーマン・リブ」の闘士といわれた。父親は、名優ヘンリー・フォンダ、弟は、ピーター・
 フォンダ。ジェーン・フォンダは、1978にも「帰郷」でアカデミー賞主演女優賞を得るなど、
 演技派の一人。「黄昏」の親子共演(ヘンリー、ジェーン)で、親子が和解したのは有名。

主な作品
ウエディング宣言(2005)
○マイシネマトグラフィー(2004)
デブラ・ウインガーを探して(2002)
○アイリスへの手紙(1989)
○私が愛したリンゴ(1989)
○モーニング・アフター(1986)
○アグネス(1985)
○STARS/ウイ・アー・ザ・ワールド(1985)
○華麗なる陰謀(1981)
○黄昏(1981)
○9時から5時まで(1980)
○NO NUKES(1980)
チャイナ・シンドローム(1979)
○出逢い(1979)
○カリフォルニア・スイート(1978)
○帰郷(1978)
○おかしな泥棒ディック&ジェーン(1977)
○ジュリア(1977)
○青い鳥(1976)
○人形の家(1973)
○万事快調(1972)
○コールガール(1971)
ひとりぼっちの青春(1969)
○裸足で散歩(1967)
○バーバレラ(1967)
○夕陽よ急げ(1967)
世にも怪奇な物語(1967)
○獲物の分け前(1966)
○水曜ならいいわ(1966)
○逃亡地帯(1966)
○キャット・バルー(1965)
○危険がいっぱい(1964)
○輪舞(1964)
○ニューヨークの休日(1963)