映画の同好会の一種ですが、「シネマディクト」の会というのがありました。
毎月、映画を2-3本決めて、それについて感想を語り合うキネマ旬報の読者を中心と
した会です。毎月1回程度あり、たまに出席していました。年末の忘年会は楽しかった。
1976年ごろですから30年も前です。
ブログの世界を、リアルに置き換えた「アナログの世界」ですね。
みんな映画好き。会の名前からして「シネマディクト」(=映画中毒)というわけです。
学生、若手サラリーマンが中心で職業もさまざま。映画を通じた異業種交流の場でもあった。
時々、ゲストとして、映画解説者なども呼んだ。キネ旬の当時の編集長の白井さんも来たことが
あった。
その時代から思うと、今のブログ。
誰でも、いつでも映画の感想を公開でき、コメントもできるという、想像もできなかった
時代になりました。ブログのおかげで、昔見た、埋もれていた記憶を引っ張り出して、
話題にすることができるとは、すごい時代になったものです(笑)。