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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ドリームガールズ」

 ↑上から3番目:アカデミー賞が確実視されるジェニファー・ハドソン
 
ドリームガールズ」を初日に見てきました。ミュージカル・ファンとしては、期待していた作品でした。期待にたがわず、いい映画でした。

主演の男優二人、エディ・マーフィー(久しぶり!)、ジェイミー・フォックス
 (「コラテラル」以降、どんどん大物になりますね)以外は、「ビヨンセ」が、どの人かもわからないような、予備知識なしで、 見ました。

ブロードウエイでかつて大ヒットしたミュージカルを下敷きにしているので、安心して見ることができ、俳優のパフォーマンス以上に音楽を堪能しました。
 
なかでも「ワン・ナイト・オンリー~、ワン・ナイト・オンリー~(今夜だけ)」という歌が、耳から離れません(笑)。ほかでは、「Listen」などもよかった。
 
時代背景が、1960年代~のアメリカということで、当時のトップ・アーチストの名前が
実名ででてくる(サミーデイビスJr.、ビートルズなど)のも楽しいですね。

エディ・マーフィーは、マルチ・タレントぶりを発揮。ヘアスタイルが、どうもピンと
きません(いかにも○ツラ)が、歌がうまいのは驚きです。ビヨンセは、後半、やはり
スケールの違いを見せつけました。歌と踊り、プロポーションもすばらしい!

これで新人?と疑うような「ジェニファー・ハドソン」の声量、ボリューム、歌のうまさには、震えるほど圧倒されましたね。アカデミー賞助演女優賞は、これまでの賞での受賞の流れから見て、当確でしょう。アカデミー賞については、「シカゴ」で、同じチームが獲っているので、今年、ミュージカルが ”総獲り”するかは、可能性が薄いのではないかと見ています。

今年のアカデミー賞は、「ディパーテッド」「バベル」などの強力作品があり、分散するのでは・・・と見ます(日本アカデミー賞の私の予測のように完勝はないでしょう=爆)。どちらの「ガール」映画を見ようか、迷いましたが、複数の「ガールズ」をとりあえず見て、満足です。ガールが1人の「Gガールー破壊的な彼女」は、コミカルな、ユマ・サーマンが見られそうで、あとの楽しみにお預けです。

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★追加:ジェニファー・ハドソンの演技は「主演のビヨンセを食った」と絶賛され、第64回ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞のほか、アカデミー賞の前哨戦といわれる映画賞を総なめにし、大方の予想通り、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞した。

また、アフリカ系アメリカ人歌手としては初めてファッション雑誌ヴォーグアメリカ版で表紙を飾った(歌手以外のアフリカ系アメリカ人では女優ハル・ベリー、女優、テレビ司会者のオプラ・ウィンフリーが表紙を飾っている)。

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