東京オリンピック（1964年）は、日本の経済成長に大きく貢献した。
オリンピック自体も、日本選手が大活躍した。
バレーボール、マラソン、レスリング、ウエート・リフテイングなどのメダル･ラッシュ（計16個）が、日本中を沸かせた。なかでも、エチオピアのマラソンの「アベベ」は、黙々と走りトップを飾って、全日本を揺るがす感動を与えた。水泳では、一人で金メダルを何個も独占した無敵のショランダー（知らんだー、なんて言わないで）、体操では、美人選手で話題となったチャスラフスカが活躍。
一般の生活も、三種の神器（テレビ、洗濯機、冷蔵庫）の普及に拍車がかかった。
（その後「新・三種の神器」というのがあり、3Ｃと言ってカー（自動車）、カラーテビ、クーラーでした。今では、必需品ですが）
1964年の出来事としては、東京12チャンネル（テレビ）の開局、東海道新幹線の開通、
映画で公開されたのは、・・・日本映画：「砂の女」「愛と死を見つめて」外国映画：「マイ･フェア･レディ」「博士の異常な愛情」「シェルブールの雨傘」ＴＶで始まったのは・・・「ひょっこりひょうたん島」「七人の孫」「木島則夫のモーニングショー」
あれから、42年。東京オリンピックをリアルタイムでテレビで見た人たちは、少なくなってきているでしょう。まだ、生まれておらず、遠い昔と思う人が大半かもしれません。
2016年のオリンピックの候補都市の一つに「東京」が上がっている。
実現すれば「52年ぶり」（半世紀！）。1970年に「大阪万博」があったが、オリンピックは、スケールがまた違う世界最大のイベント。ぜひ実現してほしいと思います。
2016年。まだ先のことですが、その頃の「新・新・三種の神器」といったら、なんだろう・・・などとふと考えてしまいました。ガソリンのいらない電気自動車（ソーラー自動車？）、携帯電話に代わる便利な万能端末？、家事すべてこなし、犬も散歩に連れて行くロボット？（笑）・・・。パソコンのキーボードを叩いてブログをやっているような ”時代遅れ”なことがないことだけは確かだと思います（笑）。
■追記：東京オリンピックは2020年に開催されることになった。
