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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「アオグラ」という映画は面白そうだ。</span>


 最近、日本映画が元気があるように思います。

 新作のアオグラ」(AOGRA)という映画は、「アメリカン・グラフィティ」(1973年)のタイトルをもじった映画
 ようです。日本版 ”アメ・グラ”に期待しています。
 
 青森県を舞台にした「アオモリ・グラフィティ」の略なのでしょう。時代背景が1968年という
 のに郷愁を感じます。私も、”多感かどうか”わかりませんが10代のときです(年がバレる=笑)。

 1968年といえば・・・。

 「三億円強奪事件」や、
 東大・安田講堂の占拠や、
 川端康成ノーベル賞・受賞
 ベトナム戦争の泥沼化・・・
 などがあった年。
 
 この時代の空気というのは、独特の時代でもあり、アメリカン・ニューシネマが台頭してきた
 頃でもあります。「卒業」「俺たちに明日はない」・・・。

 そんな時期、青森の十和田と三沢を舞台に、高校を卒業し、就職や進学を目前に揺れる
 若者たちの24時間が描かれると聞いただけで、興味津々です。”アメ・グラ”をも凌ぐ
 傑作だとの評判も耳にしたとあっては、見たいと思います。

 10月28日から東京・テアトル新宿で、以後、全国で公開されるようです。
 (青森では、すでに公開されているんですね。珍しい試みです。)

 内容:
 60年代末の青森を舞台に、高校を卒業し社会に巣立つ直前の若者たちの、スリリングで目まぐるしい
 1日
を描いた青春群像劇。青春小説の旗手、川上健一の自伝的小説「四月になれば彼女は」を、
 本作が初監督作となる小林要が映画化。主人公を演じた『天使』の内田朝陽、『男たちの大和
 YAMATO』の橋爪遼など、期待の若手俳優たちが勢ぞろい。全編に流れるGSの名曲や、昭和レトロ
 感じさせるアイテムの数々も魅力。

 物語:
 1968年3月、高校を卒業し就職を翌日に控える沢木(内田朝陽)は、親友、伝法寺(橋爪遼)の
 駆け落ちを手伝う。しかし、偶然出くわした駆け落ち相手の父、熊夫(渡辺哲)が彼に興味を示し、
 相撲取りにスカウト。勝手に沢木の就職を取り消すなど熊夫の暴走に困惑する沢木だったが、
 それを機に自分の将来について疑問を抱く。

 背景に流れるGS(グループ・サウンズ)の歌の数々を聴くだけでも、楽しみです。