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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「Newsweek映画ザ・ベスト300」②</span>

Newsweek日本版 The Best 300(映画ザ・ベスト300)」②では、「辛口レビューで振り返る
名作・傑作・駄作」です。

年代ごとに紹介していますので、1960年代から1980年代までの作品を紹介します。

1960年代 (「  」内は、批評家アンセン氏の評価・コメント)
(仮に順番をつけていますが、順不同です)

「☆=fpdの評価。」
☆☆☆☆=最高
☆☆☆=必見
★★=普通
★=駄作
(注:☆☆☆☆☆=世紀の傑作。今のところ1本だけです。笑)

①「アパートの鍵貸します」(1960)・・・「ジャック・レモンの魅力全開の飛び切り楽しい、新鮮味あふれる傑作。」大・大・大納得です。(☆☆☆☆)

②「アラビアのロレンス」(1962)・・・「砂漠を愛した男のなぞめいた伝説を、あえてそのまま描いた。心理も複雑極まりない」。この映画は、fpdの個人的映画ランキング1位の作品です。(☆☆☆☆)

③「ウエストサイド物語」(1961)・・・「ストリートの躍動をダンスで体感する、壮大で華麗なミュージカル映画」。この映画は、fpdがミュージカル映画の大
ファンになるきっかけとなった映画で、個人的にはベスト2位の作品です。
(☆☆☆☆)


West Side Story - Trailer [1961 [34th Oscar Best Picture]]

④「卒業」(1967)・・・「滑稽だが、リアルな甘ったれ青年の青春を、小気味よいテンポで描いた」。サイモン&ガーファンクルの音楽と、ホフマン、キャサリン・ロスの魅力! (☆☆☆☆)

⑤「ワイルドバンチ」(1969)・・・「残酷すぎる映像だが、バイオレンス・シーンの美学」。ストップ・モーションなどを使って、リアルに銃撃戦を再現して、度肝を抜かれましたね。(☆☆☆☆)

⑥「おかしな二人」(1968)・・・「ニール・サイモンの脚本がすばらしい。」ウオルター・マッソーとジャック・レモンの最強コンビに笑わされました。(☆☆☆☆)


⑦「イージー・ライダー」(1969)・・・「ヒッピー(アウトロー)への大人の仕打ち」。強烈なラストシーンに絶句。(☆☆☆)

⑧「明日に向かって撃て!」(1969)・・・「時代に反逆する強盗コンビ」。音楽、主演のレッドフォード、ニューマン、キャサリン・ロス。(☆☆☆☆)

⑨「2001年宇宙の旅」(1968)・・・「スペース・オペラ」。広大な宇宙とちっぽけな人間の対比。壮大な音楽。内容的には、ややむずかしかったが(笑)。(☆☆☆)

1970年代

1970年代は、映画の黄金期といわれるのか、超大作が相次ぎ制作された。
そんな中でも小品で印象に残る映画もあった。

⑩「ラストショー」(1971)・・・「失われたフロンティア精神に捧げる挽歌」。
モノクロ映像で、失われていく古きよき時代を描き、映画ファンのための映画だった。(☆☆☆☆)

⑪「ある愛の詩」(1970)・・・「悲哀カップルの底の浅さに涙」(笑)。とにかく観客を泣かせるために作ったのだとか。(☆☆☆)

⑫「時計仕掛けのオレンジ」(1971)・・・「本能的衝動に酔う異色ヒーロー」。暴力と音楽の組み合わせで圧倒された反抗映画だった。(☆☆☆)

⑬「フレンチ・コネクション」(1971)・・・「刑事の狂気に迫るハードボイルド」。ポパイ刑事(ジーン・ハックマン)の最高の映画。「ブリット」にも匹敵するカーアクションのすごさ。(☆☆☆☆)


⑭「ゴッドファーザー」(1972)・・・「芸術になったマフィアの世界」。まさに壮大な家族の叙事詩。音楽、俳優、ストーリーすべて申し分なし。個人的なリアルタイム鑑賞映画のNo.1は不動。(☆☆☆☆☆)

⑮「スティング」(1973)・・・「まんまとだまされる快感を」。音楽も絶好調で、再びコンビを組んだニューマン、レッドフォードの詐欺師ぶり!(★★)

⑯「アメリカン・グラフィティ」(1973)・・・「誰もが駆け抜けたあの時代へ」。青春映画の1本。ノスタルジーに満ちた青春映画。(☆☆☆)

⑯「ザッツ・エンタテイメント」(1974)・・・「ミュージカル黄金期の名場面集」。
MGMミュージカルのいいところどりの贅沢な映画で、一粒で10度おいしかった?(爆)(☆☆☆)

⑰「カッコーの巣の上で」(1975)・・・「本当に狂っているのは誰か」。狂気の世界の中で、まともな人間はいるのか。婦長役は怖かったな(笑)。(★★)

⑱「タクシー・ドライバー」(1976)・・・「擦り切れた現代人の焦燥」。夜のニューヨークの孤独感。ロバート・デ・ニーロが、「ゴッドファーザー Part II」に続いて、本格的な俳優として世に出た記念作品。(☆☆☆)

⑲「大統領の陰謀」(1976)・・・「ウオーターゲートの謎を暴く」。レッドフォード、ダスティン・ホフマンの記者が、大統領の不正を暴いた快作。(☆☆☆)

⑳「ジョーズ」(1975)・・・「巨大ザメの視線で "獲物“を追う」。観客を恐怖のどん底に陥れたスピルバーグの傑作。あの音楽。(☆☆☆)

あとは、作品名のみ並べます。

(21)「未知との遭遇」(1977)(☆☆☆)
(22)「ロッキー」(1976)(☆☆☆)
(23)「ディア・ハンター」(1978)(☆☆☆)
(24)「地獄の黙示録」(1979)(☆☆☆)
(25)「クレーマー、クレーマー」(1979)(☆☆☆)

1980年代

(26)「ブレード・ランナー」(1982)(★★)
(27)「白いドレスの女」(1981)(☆☆☆)
(28)「E.T.」(1982)(★★)
(29)「愛と青春の旅だち」(1982)(★★)
(30)「グレムリン」(1984
(31)「マレーネ」(1984)(☆☆☆)
(32)「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984
(33)「ゴーストバスターズ」(1984)(★★)
(34)「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984
(35)「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)(☆☆☆)
(36)「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(1985)
(37)「タンポポ」(1985)・・・邦画が登場!(★★)
(38)「レイダース/失われたアーク」(1981)(☆☆☆)
(39)「愛と哀しみの果て」(1985)
(40)「薔薇の名前」(1986)
(41)「スタンド・バイ・ミー」(1986)
(42)「エイリアン2」(1986)
(43)「ハンナとその姉妹」(1986)
(44)「ペギー・スーの結婚」(1986)(★★)
(45)「ブルー・ベルベット」(1986)(★)
(46)「プラトーン」(1986)(★★)
(47)「サボテン・ブラザース」(1986)
(48)「張り込み」(1987)(★)
(49)「愛は静けさの中に」(1986)
(50)「ヒッチャー」(1986)
(51)「アンタッチャブル」(1987)(☆☆☆☆)
(52)「ブロードキャスト・ニュース」(1987)(★★)
(53)「さよなら子供たち」(1987)
(54)「危険な情事」(1987)(★★)
(55)「ラストエンペラー」(1987)(★★)
(56)「ツインズ」(1988)(★)
(59)「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987)(★)
(60)「遠い夜明け」(1987)
(61)「バード」(1988)
(62)「トーチソング・トリロジー」(1986)
(63)「パンチライン」(1988)
(64)「ビッグ」(1988)
(65)「危険な関係」(1988)
(66)「セックスと嘘とビデオテープ」(1989)
(67)「ドラッグストア・カーボーイ」(1989)
(68)「ブラック・レイン」(1989)(★)
(69)「コックと泥棒、その妻と愛人」(1989)
(70)「恋人たちの予感」(1989)(★★)


字数制限のため、とりあえず、ここまでで。
(つづく)