↑上は、ベーゴマとベーゴマに興じる子供たち
下は、メンコ
1964年(東京オリンピックの年)を境に、日本は「高度成長」の時代に
突入しましたが、それまでは、田舎では、のどかで、子供の遊びといえば、
「ベーゴマ」と「メンコ」(私の地方では、メンチと呼びました)が
2大遊びの必須アイテムでした。ゲームで勝てば、相手のをもらって、
自分のを増やしていくというものです。
ベーゴマというのは、銅で出来た三角の駒の一種で、これに紐を巻きつけて、
丸い台(布切れを使って、太鼓の表面のようにする)の上で、駒をまわし、
ぶつかり合って、相手の駒を外に、飛ばせば勝ち、というゲームです。
メンコは、丸い厚紙にヒーローなどの絵がはってあり、これを相手の
メンコに当てて、表を裏にひっくり返せば勝ちで、相手のメンコを
没収することができるという、単純なもの。
今の子供の遊びの中心である、「PS2」「任天堂」などと比べると、
時代が変わったなと思います。
あとは、あの「Always 三丁目の夕日」にも出ていた「フラフープ」。
腰の周りで、くるくるツイストしてまわすというもの。一時、大流行
したのでありました。
テレビがある家は、地域でも、近所にまだほんの数軒で、子供たちは、
テレビのある駄菓子屋さん、などに行って「おばちゃん、○○の番組
見せて~」って、アメも買わないで、テレビに見入っていたのでした。
テレビのヒーローは、「月光仮面」のあと、「七色仮面」(なんと、あの
ソニー千葉こと千葉真一が、仮面をかぶっていたのでした。)など。
「エイトマン」「鉄腕アトム」「狼少年ケン」・・・アニメなどが人気を博して
いましたね。
古きよき時代でした(笑)。