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<span itemprop="headline">★懐かしのテレビドラマ/昭和のヒーロー③「七色仮面」</span>



国産テレビドラマ第一号の「月光仮面」の後に登場したのが、「月光仮面」と同じ原作者、川内康範の「七色仮面」だった。番組は、1959年(昭和34年)6月から1年間、第1部~第7部まで、NET(日本教育TV­:現TV朝日)で放映され、その総集版も映画化された。

初代・七色仮面は、波島進が演じ、後の「新・七色仮面」では、新人の千葉真一が主役を演じ、子供たちのヒーローとなった。千葉真一は当時、日体大の学生だった。

七色仮面」の制作は東映、スポンサーはカバヤ食品の一社提供だった。
悪のあるところ、高笑いとともに必ず現れる正義の使者・七色仮面


七色仮面は、神出鬼没で変装の名人である私立探偵・蘭光太郎が変身した姿である。
オープニングで宇宙から飛来したような描写があるものの、その出自は一切不明。

二丁拳銃を駆使し、至近距離から撃たれても何ら影響を受けない不死身の身体に加え、瞬間移動能力や変身能力を持っている。第5部以降は機敏で軽快な動きも加わり、悪人を翻弄し追い詰める。


歌詞(一部):
とけない謎を さらりとといて
この世にあだなす 者たちを
デンデントロリコ やっつけろ
デンデントロリコ やっつけろ
七つの顔のおじさんの 
ほんとの顔はどれでしょう♪

※「デンデントロリコ」など意味不明で当時歌っていた。

・・・
当時、片岡千恵蔵で­ヒットしていた映画「七つの顔」の児童版で、七つの顔(変装)を持ち、それに月光仮面­のスーパーマン的要素を加えて誕生したヒーロー物。

七色仮面などテレビの草創期である1960年ごろの番組については、ギドラキュラさんも記事にしているが、「七色仮面」の頭のてっぺんが3本の太い厚みのある曲がったフォルムが「パイナップルのようだ」と語ったというギドラキュラさんのブログ友がいたというから、おもわず笑ってしまったが、確かに(笑)。オバケのQ太郎のようでもある。


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