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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「おかしなおかしな大追跡」:癖ある鼻のストライサンド、この映画だけはいい。

 「おかしなおかしな」の勝手な第2弾。

 ハチャメチャ・コメディは、日ごろの
 鬱憤を晴らす(「鬱」の漢字は、手書きでは
 たぶん書けません=笑)には、いいですね。

 「おかしなおかしな大追跡」これが、また
 アイディアで笑わせるのです。有名な映画の
 パロディも出てきます。見なきゃ損の映画です。

 あるホテルに、まったく同じサイズ、同じ色の
 かばんを持った宿泊客が4人、別々にやってきます。
 ありゃー、こりゃーどうにかなるなと
 思ったら、案の定…
 「それは俺のだ、私のだ…」ではなく、
 ふとした拍子に間違えてしまうので、
 そこから、どたばたが始まります。


 二つのかばんには、いわくつきの貴重なものが、それぞれ、
 そのほかの二つには、たいした価値のないものが…

 映画の原題は「What's Up, Doc?」(どうしたの、先生?)で、このせりふが
 映画でいつ出てくるかもお楽しみに。

 バーブラ・ストライサンドは、アカデミー賞
 主演女優賞を1968年に「ファニーガール」で
 とっているように、ミュージカル女優です。


 「晴れた日に永遠が見える」でもイブ・モンタン
 主演して、その歌唱力を披露しています。

 このストライサンドのコメディエンヌとしての才能
 開花が「おかしなおかしな大追跡」で、共演の
 ライアン・オニールも役柄同様、たじたじだったことでしょう。


 こんなに機関銃のようにしゃべる俳優というのは、
 思いつくところ、「ビバリーヒルズ・コップ」の
 エディ・マーフィか「恋人たちの予感」の
 ビリー・クリスタルくらいでしょう。

 この映画では、ストライサンドのあの「カギ鼻」も
 (笑)気にならないほど、むしろキュート。


 ライアン・オニールが、飛行機の中で、ストライサンド
 から「ある愛の詩(うた)」の有名なせりふ「愛とは決して
 後悔しないことね」とウインクされて言われたときに
 「馬鹿なせりふだ」と返すオニール。(ニクイ!)

 「馬鹿な」といいながら、「続・ある愛の詩」もこの後
 とっているじゃないか!(笑)

 まあ、敵に追われて、坂道を買い物車で走ったり、アクション・
 コメディとして、大いに笑わせてくれます。

 1972年米映画
 監督:ピーター・ボグダノビッチ
 
 ☆☆☆☆


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