fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「映画のラストシーン」(21) 「ある愛の詩」</span>

ある愛の詩」(1970)は、フランシス・レイの音楽と共に、1970年に大・大・大ヒット
を記録して、社会現象にもなった映画でした。

それはすごい反響でした。

私は学生で、せっせとアルバイトに精を出していたときに見ました(笑)。

そして、アルバイト先のおじさんたち(当時は27~28歳もおじさんに見えました)に「ある愛の詩」は
いいですよと宣伝しても、いまさら純愛映画もないだろうと、「あ、そう?」と右から左に
聞き流していたようでした・・・。

ある愛の詩」のラストシーンも印象に残ります。


この映画、”純愛”映画路線の先駆を切った作品として、観客の涙を搾り取るほどの大ヒット。
ライアン・オニールとアリーマックグロウの青春コンビは、一躍人気スターに。

映画は、オリバー(ライアン・オニール)のナレーションから始まるオープニングシーン。
「何から話したらいいのか・・・」

恋人を白血病で失ったショックで、競技場の外野席にたたずむオリバーだが、
回想形式で、語られていく思い出・・・。

ラストシーンが映画の冒頭の同じ場面になる・・・。

流行語ともなった「愛とは決して後悔しないこと」(オリバーが父親(レイ・ミランド
「ダイヤルMを廻せ」の名優)に言うせりふだった)。




この映画も、同年に公開された「ひまわり」と共に泣かせる映画だった。
フランシス・レイの音楽が、また素晴らしい!

アンディ・ウイリアムズが歌ったカバー曲もヒットした。