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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ロスト・ボディ‐消失‐」(原題:A PERFECT ENEMY、2020)を見る。

          

ロスト・ボディ‐消失‐」(原題:A PERFECT ENEMY、2020)を見る。ドイツ、スペイン、フランス合作のサスペンス・ミステリー。「EVA〈エヴァ〉(2011)」でゴヤ賞の新人監督賞に輝いたキケ・マイーヨが、アメリー・ノートンのベストセラー小説を映画化。


出演は「COLD WAR あの歌、2つの心」のトマシュ・コット、「おもかげ」のマルタ・ニエト


2012年製作のサスペンス・ホラー映画「ロスト・ボディ」とは別物。
・・・

売れっ子建築家ジェレミートマシュ・コット)は講演会の後、思わぬ出来事に遭遇する。タクシーで空港を目指す。天気は雨。道路は渋滞。フラストレーションが溜まる一方で、なんて不運な日なんだとジェレミーはイライラ。


そこへ、コンコンコンコンコンとタクシーの窓を叩く音がする。横を振り向くと、窓の外にはびしょ濡れの女性が立っていた。彼女は空港へ行きたいようだ。乗せてくれないかと泣きそうな表情で懇願してくる。


ここは紳士にと中へ招き入れるジェレミー。運転手にも一応、いいでしょと断りを入れる。彼女の名はテセル・テクスター(アシーナ・ストラテス)。


タクシーをしばらく走らせていると、荷物を積むのを忘れたと騒ぎ始めるテセル。ジェレミーは、飛行機に間に合わないかもしれないと心配もあったが、運転手に引き返してくれと頼む。


荷物をピックアップしてトランクに収め、やっとのことで空港に着くが、結局ジェレミーは飛行機に間に合わず乗れなかった。


実はこの空港は、大昔にジェレミーがデザインしたものだった。よりによって自分が建てた空港に閉じ込められるとは気持ち悪い。そんな彼はふと空港の模型を眺める。すると模型の中に赤い血のようなものを見つけてしまう。

彼の不安を示すものなのか。ラウンジの椅子に腰掛ける。すると、あの女・テセルが現れる。しかも彼女テセルはタクシーの時の態度とは異なり、挑発的に話しかけてくる。随分身勝手で、一方的に話しかけてくる。それも周りの人に聞こえるような声で。


その女から殺人や犯罪にまつわる奇妙な話を聞かされる。そんな彼女の不穏な打ち明け話は、やがて建築家自身の秘密を暴き出していくのだった…。

・・・
(以下ネタバレ)女テセルが自身のことを語っていくが、その代わりにジェレミーの過去も徐々に明らかになっていく。ジェレミーが後援会の時に指輪をしているので、知人が「まだこだわっているのか」という言葉がったが、これは伏線だった。


ジェレミーの妻は20年前に家を出たきりもどっていないということだったが、真相は、ジェレミーが口論の末とっさにナイフで刺して殺してしまったのだった。そして、殺した後気づくのだが、妻がバスタブの近くに残していた妊娠体温計の様なものを見つける。


テセルが、あるとき、一人の美貌の女性に目が留まり、追いかける。その女性は不気味に思って逃げるのだが…。

その話をテセルがジェレミーに告げると、その女性の風貌と行動から、その女性はジェレミーの妻だったのだが、誰も知らないはずなのに「誰が教えた」とジェレミーはテセルに問いただす。


しかし、テセルの登場、テセルの話などは、ジェレミーの苦悩する中での出来事で想像だったのか…。

 

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第95回「アカデミー賞」のノミネーション発表。

     

              有力候補とされる3作品

第95回「アカデミー賞」のノミネーションが1月24日(日本時間25日)発表された。最多ノミネーション作品は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の10部門11ノミネート。


作品賞、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス、ステファニー・スー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)、監督賞・脚本賞(ザ・ダニエルズ)などの主要賞と、Mitskiとデイヴィッド・バーンによる「This is A Life」も歌曲賞候補になった。

続いて「イニシェリン島の精霊」「西部戦線異状なし」が9ノミネートで並び「フェイブルマンズ」(3月3日公開)の8ノミネートが続く。

 

演技部門は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」と「イニシェリン島の精霊」が1作品から4名ずつ候補にあがっている。


一方、ドイツ作品の「西部戦線異状なし」は俳優賞、監督賞などは含まず技術部門と作品賞で9部門ノミネートという快挙。「エルヴィス」はオースティン・バトラーの主演男優賞以外は技術部門と作品賞で8部門。

トップガン マーヴェリック」も技術部門と作品賞、脚色賞、歌曲賞で7部門となった。

演技部門では、20名のうち16名が初ノミネートとなった。
主演男優賞は全員が初ノミネートで、過去にノミネーション経験があるのは主演女優賞のケイト・ブランシェット(8度目、助演と主演で2度受賞)、ミシェル・ウィリアムズ(5度目)、助演女優賞アンジェラ・バセット(2度目)、助演男優賞ジャッド・ハーシュ(2度目)のみ。


主演女優賞にノミネートされている「To Leslie(原題)」のアンドレア・ライズボローは、前哨戦ではまったく名前が出てきていなかったサプライズ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー(主演女優賞)は東アジア系女優として初めてのノミネート。


キー・ホイ・クァン(助演男優賞)、ステファニー・スー、「ザ・ホエール」(4月公開)のホン・チャウといったアジア系俳優の躍進が見られた。


一方、前哨戦や批評家賞で評価の高かったダニエル・デッドワイラー(「Till(原題)」)、ヴィオラ・デイヴィス(「Woman King(原題)」)が候補入りを逃すという番狂わせもあった。
助演女優賞アンジェラ・バセット(「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」)は、マーベル作品として初めて演技賞候補になった。


初ノミネートの俳優が多いということは、それだけ多様性のある作品が評価された表れとみられている。

23部門の候補作は、92カ国約9579名のAMPAS(映画芸術科学アカデミー)会員が、それぞれの支部に分かれて投票し決定したもの。授賞式は3月12日にロサンゼルスのドルビーシアターで行われる。


【第95回アカデミー賞のノミネーション一覧】
■作品賞
西部戦線異状なし
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
『イニシェリン島の精霊』
『エルヴィス』
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『フェイブルマンズ』
『TAR/ター』
トップガン マーヴェリック』
『逆転のトライアングル』
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』

     「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」  

             「フェイブルマンズ」

            「イニシェリン島の精霊」 
■監督賞
マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』
ダニエル・クワンダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』
トッド・フィールド『TAR/ター』
リューベン・オストルンド『逆転のトライアングル』
■主演男優賞
オースティン・バトラー『エルヴィス』
コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』
ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』
ポール・メスカル『Aftersun』(原題)
ビル・ナイ『生きる LIVING』
■主演女優賞
ケイト・ブランシェット『TAR/ター』
アナ・デ・アルマス『ブロンド』
アンドレア・ライズボロー『To Leslie』(原題)
ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』
ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
助演男優賞
ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』
ブライアン・タイリー・ヘンリー『その道の向こうに』
ジャド・ハーシュ『フェイブルマンズ』
バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』
キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
助演女優賞
アンジェラ・バセットブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
ホン・チャウ『ザ・ホエール』
ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』
ジェイミリー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
ステファニー・スー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
■脚色賞
エドワード・ベルガー、レスリー・パターソン、イアン・ストーケル『西部戦線異状なし
ライアン・ジョンソン『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』
カズオ・イシグロ『生きる LIVING』
アーレン・クルーガーエリック・ウォーレン・シンガークリストファー・マッカリー/原案:ピーター・クレイグ、ジャスティン・マークス『トップガン マーヴェリック』
サラ・ポーリー『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
脚本賞
マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』
ダニエル・クワンダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
スティーヴン・スピルバーグトニー・クシュナー『フェイブルマンズ』
トッド・フィールド『TAR/ター』
リューベン・オストルンド『逆転のトライアングル』
■撮影賞
西部戦線異状なし
『バルド、偽りの記録と一握りの真実』
『エルヴィス』
『エンパイア・オブ・ライト』
『TAR/ター』
長編ドキュメンタリー賞
『All That Breathes』(原題)
『All the Beauty and the Bloodshed』
『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』
『A House Made of Splinters』(原題) 
『ナワリヌイ』
■短編ドキュメンタリー賞
『The Elephant Whisperers』(原題)
『Haulout』(原題)
『How Do You Measure a Year? 』(原題)
『The Martha Mitchell Effect』(原題)
『Stranger at the Gate』(原題)
編集賞
西部戦線異状なし
『エルヴィス』
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『TAR/ター』
トップガン マーヴェリック』
■国際長編映画賞(旧外国語映画賞
西部戦線異状なし』(ドイツ)
『アルゼンチン1985 歴史を変えた裁判』(アルゼンチン)
『クロース』(ベルギー)
『EO イーオー』(ポーランド
クワイエット・ガール』(アイルランド
■歌曲賞
「Applause」『Tell It Like a Woman』(原題)
「Hold My Hand」『トップガン マーヴェリック』
「Lift Me Up」『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』
「Naatu Naatu」『RRR』
「This Is A Life」『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』


美術賞
西部戦線異状なし
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
『バビロン』
『エルヴィス』
『フェイブルマンズ』
■視聴効果賞
西部戦線異状なし
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
『THE BATMANザ・バットマン-』
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
トップガン マーヴェリック』
■長編アニメーション賞
ギレルモ・デル・トロピノッキオ』
『Marcel the Shell With Shoes On』(原題)
長ぐつをはいたネコと9つの命』
『ジェイコブと海の怪物』
『私ときどきレッサーパンダ
■短編アニメーション賞
『The Boy, the Mole, the Fox and the Horse』(原題)
『The Flying Sailor』(原題)
『Ice Merchants』(原題)
『My Year of Dicks』(原題)
『An Ostrich Told Me the World Is Fake and I Think I Believe It』(原題)
■衣装デザイン賞
『バビロン』
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
『エルヴィス』
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『ミセス・ハリス、パリへ行く』
■短編実写映画賞
『An Irish Goodbye』(原題)
『Ivalu』(原題)
『Le Pupille』(原題)
『Night Ride』(原題)
『The Red Suitcase』(原題)
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
西部戦線異状なし
『THE BATMANザ・バットマン-』
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
『エルヴィス』
『ザ・ホエール』

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映画「永遠(とわ)に美しく…」(原題: Death Becomes Her、1992)を見る。

       

永遠(とわ)に美しく…」(原題: Death Becomes Her、1992)を見る。ロバート・ゼメキス監督。不老不死の秘薬を飲んだ女性達の騒動を通して「いつまでも若く美しくありたい」という願望をブラックに描くブラック・コメディ


出演はメリル・ストリープブルース・ウィリスゴールディ・ホーンイザベラ・ロッセリーニなど豪華だが、中身はばかばかしいおふざけが多く、劇場でみたら「つまらない」と途中で席を立ったかもしれない(笑)。配信動画を見始めて、途中下車(休憩)もしたが、最後までやっと見た。
・・・
落ち目を迎えたかつての人気女優マデリーン(メリル・ストリープ)のもとに、旧友であるヘレン(ゴールディ・ホーン)が訪れ、有名な美容外科医アーネスト(ブルース・ウィリス)と婚約したと自慢してくる。

ところがアーネストはマデリーンを一目見た時から魅了されており、ヘレンを捨ててマデリーンと結婚してしまう。失意のヘレンは激太りし、7年後には病院送りになる。


さらに7年後、50代となり容姿の衰えに悩むマデリーンはヘレンと再会するが、彼女はまるで若返ったかのように美しくなっていた。


対抗心を燃やしたマデリーンはエステ会社の社長の紹介で謎の美女リスル(イザベラ・ロッセリーニ)に出会い、大金と引き換えに「永遠に美しくなれる」という秘薬を手に入れる。


一息に飲み干したマデリーンに対し、リスルは「決して体を傷つけるな」という謎めいた忠告を残す。若く引き締まった肉体に戻ったマデリーンは嬉々として帰宅するのだが…。
・・・
首から上が180度裏返しになったり(「エクソシスト」のリンダ・ブレア―か?)、身体がバラバラに分解されるなど、ハチャメチャなシーンも。

棺桶に入れられて、火葬される寸前で、生きていたことが分かったり、ブラックを通り越して、お遊びが多い。ブルース・ウィリスの至っては、間抜け男丸出しの役柄。天下のメリル・ストリープもなぜこんなへんてこな役を引き受けたのか、空振り三振(笑)。

イザベラ・ロッセリーニだけは出演は少ないが目立った。


主要人物:
■マデリーン・アシュトン(メリル・ストリープ

主人公。元人気女優だが落ち目を迎え、50代となった現在は仕事がない。容姿の衰えを多いに恐れており、14年ぶりに再会したヘレンの美貌をいぶかしがると同時に対抗心を燃やし、エステ会社の社長に教えられたリスルの屋敷を訪ね、秘薬によって若返る。


ヘレンの恋人を奪い続けてきたが、それはかつて彼女に「安っぽい女」と言いふらされ、友人としての扱いも酷かったことへの報復である。アーネストとの略奪婚も報復の1つでしかなく、もともと愛情のない結婚だったため今では関係が冷え切っており、若い男と肉体関係を持っている。晩年に老醜をさらすが…。


■ヘレン・シャープ(ゴールディ・ホーン
もう1人の主人公。昔からマデリーンに恋人を寝取られるという仕打ちを受け続けている。婚約者であるアーネストが誘惑に勝てるかどうか試すためマデリーンに会わせた結果、結局寝取られてしまって激しい怒りとストレスから激太りし、7年後には病院送りとなってしまった。カウンセリングを受けるうち、マデリーンへの復讐を決意する。


1985年10月26日にリスルの秘薬を飲んでいる。現在は人気作家になっており、新作の出版記念パーティーにマデリーンとアーネストを招待して再会を果たした。


■アーネスト・メンヴィル(ブルース・ウィリス
かつて医師の界隈では有名だった元美容外科医でマデリーンの夫。優柔不断な性格で女性からの誘惑に弱く、愛のない結婚生活の辛さを度々酒でごまかすほどに疲れ切って勃起不全にもなっている。マデリーンの浪費癖を支えるために働き通した末に死体修復師へと落ちぶれたが、腕利きの外科医だった経験もあってか死体修復の腕は折り紙付き。


いがみ合っていたマデリーンとヘレンの争いに終始翻弄された上、その争いを経て和解し意気投合した彼女らに自分達の体の修復をこの先もさせる目的で気絶させられてリスルの館へ運ばれる。


その後は50歳で新たに出会って結婚した妻との間に息子2人と娘4人も設けて幸せな家庭を築きながら、慈善家として目覚ましい活動にも取り組んで多くの功績を残し、一連の騒動から逃れて37年後に老衰で悔いなく生涯を終える。

 

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映画「NOPE/ノープ」(2022)を見る。あの「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督。

昨年公開された「NOPE/ノープ」(2022)をようやく見た。監督は「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督。「ゲット・アウト」(2017)が、超絶な面白さだったので、期待してみたら、わかりにくい、変な映画だった(笑)。

映画評論家の町山さんが解説していたのを思い出して、YouTubeでみたが、ジョーダン・ピールという監督は、かなりオタクで、言いたいことは、映画史の中で、黒人や韓国人、中国人などが排除されてきたことを訴えているということだった。

映画の冒頭で、馬が宙を走る写真が連続して映し出されるシーンがある。

       

これは、スタンフォード大学を創設したスタンフォードという人が出資して、四つ足の馬が瞬間的に宙に浮く瞬間があるはずだと実験したシーンだ。複数のカメラマンを雇って、連続して写真を撮ったという。

紙をパラパラめくっていくと、動いているように見える漫画があるが、このパラパラとした連続写真を見たエジソンが映写機を発明した。

「NOPE/ノープ」に登場する主人公の一人の黒人女性は「この馬に乗っていた騎手は黒人で、私のひいひい爺さんだ」というのだ。

最初の世界最初の連続写真に登場しているのが黒人であるのに、アメリカで人気の映画ジャンルの西部劇には一切黒人が登場していない、といった写真と映画についての話となっている。

監督自身がアニメオタクと言われているらしく「エヴァンゲリオン」の使徒や、「AKIRA」などのオマージュが登場する(詳しくないので知らないが)。

映画の前半には「未知との遭遇」を思わせるシーンがあり、後半では「JAWSジョーズ」といった様相が映し出されている。もっとも、円盤かと思ったら、宇宙生物だった。

ハリウッドからはじき出されている黒人や、西部の鉄道を引いたのは中国人であるのに中国人が映画に出ていないことなどを訴えて、取り戻そうとする話ともいえる。

ゲット・アウト」の大成功で、ハリウッドでも存在感を増しているピール監督であるようだ。



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【四丁目限定品】ギドラさんからDVD(「エクソシスト」)、ブルーレイ(「ファール・プレイ」)8作品届く。

ALWAYS四丁目 ギドラのお城」ブログのクイズなどで獲得した2022年の年間ポイント数が一定数になったことから、ギドラさんから、四丁目限定品のブルーレイ3枚、DVD6枚がきょう届きました。

       

希望していた「四丁目限定品」の映画DVD、ブルーレイは、未見の「ブラジルから来た少年」(1978)「ファール・プレイ」(1978)を含む以下の作品。

 「青か赤か?」のサスペンス。

      「ダーティハリー」(1~3)

       日本沈没」はブルーレイ。

ギドラさん、ありがとうございます。

・・・

リサイクルショップ「2nd Street」に不要な衣料、小物などを持ち込んだら、ソファーにお馬のぬいぐるみ。

 

懐かしい名馬「ミホノブルボン」(1992年のダービー馬)。

 

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【日本アカデミー賞】各部門の優秀賞・新人賞発表。最多は「ある男」。

第46回日本アカデミー賞」の各部門の優秀賞・新人賞が23日発表された。
最多受賞は、12部門13受賞の映画「ある男」(石川慶監督)。各部門の最優秀賞が発表される授賞式は、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで、約1000人の観客を入れて3月10日に実施される予定。

日本映画界のお祭りで、忖度もありそう。

第45回日本アカデミー賞で、最優秀主演女優賞に輝いた有村架純が、今回の授賞式で司会を務める。この日の会見にも出席し「まさかこのような大きな式典の司会をさせていただく日が来ると思わず、本当に感慨深く思います。自分自身も楽しみながら、役目を全うしたい」と意気込みを語った。

自身も「月の満ち欠け」で優秀助演女優賞を受賞し「自分にとって日本アカデミー賞というのは、同じ志を持った戦友のような方たちが集まり、時間を共有できる幸せな場所」と授賞式を心待ちにした。フリーアナウンサー羽鳥慎一も4年連続で司会を担当する。

◆受賞一覧
▼優秀作品賞
「ある男」
「シン・ウルトラマン
「月の満ち欠け」
ハケンアニメ!」
「流浪の月」

 

 

▼優秀アニメーション作品賞
「犬王」
かがみの孤城
「すずめの戸締まり」
「ONE PIECE FILM RED」
「THE FIRST SLAM DUNK」

▼優秀監督賞
石川慶「ある男」
小泉堯史「峠 最後のサムライ」
樋口真嗣「シン・ウルトラマン
廣木隆一「月の満ち欠け」
吉野耕平「ハケンアニメ!」

▼優秀脚本賞
小泉堯史「峠 最後のサムライ」
橋本裕志「月の満ち欠け」
早川千絵「PLAN 75」
政池洋佑「ハケンアニメ!」
向井康介「ある男」

▼優秀主演男優賞
阿部サダヲ「死刑にいたる病」
大泉洋「月の満ち欠け」
妻夫木聡「ある男」
二宮和也ラーゲリより愛を込めて」
松坂桃李「流浪の月」

▼優秀主演女優賞
岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」
のん「さかなのこ」
倍賞千恵子「PLAN 75」
広瀬すず「流浪の月」
吉岡里帆ハケンアニメ!」

▼優秀助演男優賞
柄本佑ハケンアニメ!」
窪田正孝「ある男」
坂口健太郎「ヘルドッグス」
目黒蓮「月の満ち欠け」
横浜流星「流浪の月「

▼優秀助演女優賞
有村架純「月の満ち欠け」
安藤サクラ「ある男」
尾野真千子ハケンアニメ!」
清野菜名「ある男」
清野菜名「キングダム2 遥かなる大地へ」
永野芽郁「母性」
松本穂香「“それ”がいる森」
※清野が異なる2作品で選出され、次点の受賞者の得票数が同数となったため、6名7作品が受賞

▼優秀外国作品賞
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
「コーダ あいのうた」
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
トップガン マーヴェリック」
「RRR」

■優秀撮影賞
市川修/鈴木啓造「シン・ウルトラマン
上田正治/北澤弘之「峠 最後のサムライ」
近藤龍人「ある男」
佐光朗「キングダム2 遥かなる大地へ」
ホン・ギョンピョ「流浪の月」

■優秀照明賞
吉角荘介「シン・ウルトラマン
山川英明「峠 最後のサムライ」
宗賢次郎「ある男」
加瀬弘行「キングダム2 遥かなる大地へ」
中村裕樹「流浪の月」

■優秀音楽賞
池頼広ハケンアニメ!」
高見優耳をすませば
Cicada「ある男」
FUKUSHIGE MARI「月の満ち欠け」
RADWIMPS/陣内一真「すずめの戸締まり」

■優秀美術賞
磯見俊裕/露木恵美子「ラーゲリより愛を込めて」
小澤秀高「キングダム2 遥かなる大地へ」
神田諭「ハケンアニメ!」
林田裕至/佐久嶋依里「シン・ウルトラマン
我妻弘之「ある男」

■優秀録音賞
小川武「ある男」
田中博信/山田陽「シン・ウルトラマン
深田晃「月の満ち欠け」
矢野正人「峠 最後のサムライ」
横野一氏工「キングダム2 遥かなる大地へ」

■優秀編集賞
阿賀英登「峠 最後のサムライ」
石川慶「ある男」
上野聡一「ハケンアニメ!」
栗原洋平/庵野秀明「シン・ウルトラマン
野本稔「月の満ち欠け」

■新人俳優賞
小野花梨ハケンアニメ!」
菊池日菜子「月の満ち欠け」
福本莉子「今夜、世界からこの恋が消えても」
生見愛瑠「モエカレはオレンジ色」
有岡大貴「シン・ウルトラマン
番家一路「サバカン SABAKAN
松村北斗「ホリック xxxHOLiC」
目黒蓮「月の満ち欠け」
※五十音順、敬称略

 

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【ライブ配信】「2022年キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式(2月1日19:00~)。

      

「2022年 第96回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式は、2月1日(水)19時キネマ旬報の公式YouTubeライブ配信となりました。

全16賞を一挙発表、各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様や受賞スピーチなどが見られます。

www.youtube.com

チャンネル登録をお忘れなく。

■主催:キネマ旬報社 ■ICTパートナー:NTT東日本 ■会場協力:Bunkamura

 

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