★Playback: 台湾訪問記:(2013年8月)映画「千と千尋の神隠し」舞台(九份などを歩く)。
九份にはホテル(中国語で飯店、旅社)がなく、宿泊施設は主に民宿。
現在、九份は世界の旅行ガイドブック(台北付近)にも多数紹介されており、今や台湾を代表する観光地のひとつとして定着しているようだ。前にも書いたが、中国人観光客がメインとなっていて、中国からの台湾への旅行ブームの訪問先の一つになっている。
埼玉県に新たなテーマパーク誕生!「ムーミン・バレー・パーク」(飯能市)。反応は?
3月16日に「ムーミン・バレー・パーク」が飯能市にオープンした。東京ディズニーリゾートなどと比べると小さいが、自然豊な環境で、ゆったりとくつろげる。
★ベルリンの壁崩壊から今年30年。壁の前と後を見た。
「ベルリンの壁」崩壊から今年の11月で満30年となる。Yahoo記事の「ファン限定」記事で記事の引越しができなかったので、「記録」用に改めて編集し掲載。
東西を分断していた頃の1984年、ブランデンブルグ門の前にいた(写真)。
ベルリンには、格別の思い入れがある。
ドイツをはじめて訪問したのは、1976年4月ことだった。 その年に3回ドイツを展示会のアテンドなどのため訪問した。ベルリンを訪れたのは翌年の1977年のことだった。
欧州最大の国際展示会(ベルリンショー:家電見本市)開催の8月だった。
地元ベルリン(当時は西ベルリン)のアルバイトの人の案内で、観光で東ドイツを訪問した。検問所では、新聞は検閲の対象となっており、持ち込めなかった。西側の情報を東側に持ち込むことは禁止されていたからである。
検問を通る時のチェックも厳しかった。東ベルリン観光目的のバスとはいえ、警察官が車内に乗り込んできて、パスポートのチェック、照合を行っていた。バスのタイヤの裏側なども見ていたようだ。西ベルリンから東ベルリンに入ると、街の様相は一変した。貧民街といった印象だった。同じドイツでもその格差に驚愕を覚えた。
バスは、街中を走り、休憩所でコーヒーを飲んで、小一時間で戻るという単純なものだった。この観光は、100%東ドイツのビジネスで収入源となっていた。通訳も東のドイツ人で、休憩所のコーヒーも一ヶ所独占で、一杯のコーヒーが高かった。
西側と同じ料金だったが、価値は、東では数倍はしていたと思われる。 東西の壁の前で。
東西を分離した壁も見た。西側から見た壁は、落書き一色だったが、東側の壁は、真っ白で、落書き一つないのが印象に残った。
1983年10月からおよそ3年間、ドイツに駐在することになり、ベルリンには数回行くことになった。写真は1984年にベルリンの壁の前で撮ったものである。このときに、5年後に、この壁が崩壊するとは、夢にも思わなかった。隔世の感がある。
1989年に、ベルリンの壁が崩壊する映像は、ニューヨークのTVで見た。
東ドイツ人が壁に昇って、ハンマーで壁を壊すシーンは、鮮明に覚えている。一つの時代が終わったことを感じた。その後、ソ連の崩壊など、米ソ対立の構図が無くなった。戦争は二大大国による冷たい戦争から、イラン・イラク戦争など局地戦争がクローズアップされてきた。
ベルリンの壁がなくなって再びベルリンを訪れたのは、崩壊後8年の歳月を経ていた1997年のことだった。自由に東西ドイツを行き来することができていた。しかし、地元のもともと西ベルリンに住んでいた知人によると、旧西ベルリンの質は落ちたということだった。そこで、市内から郊外に引っ越したのだという。
雇用の問題にも影響があったようだ。旧西ベルリンでの職を求めて東の住人がやってきたが、コンピューターの操作、知識などで相当な開きがあったようだ。デパートなどでも、西側では、店員は客に対して、衣類など手で触って、試着して、確認してよかったら購入するというスタイルだが、東のデパートはちょっと違うようだ(笑)。
店員は、客に品物を触らせない、ということで、店員の役目は、客が触らないかどうかをチェックしている、というのを聞いたことがある。
東西ベルリンの融合で、こうした格差も尾を引いているようだ。
「ベルリン」は、ドイツのニューヨークといえるほど、ヨーロッパでは活気のある街。芸術家も多く、当時は“ゲイ”も多かったような印象です。なんでもありの都市だった。最後にドイツ(ベルリン)を訪問したのは1997年なので、20年以上が経つ。ドイツには友人も多く、またいつの日か、行って見たい国のひとつ。
「必ず行く!」と決めれば、行けると信じつつ・・・笑。
壁の絵は芸術的でもあった。
ドイツ映画祭、始まる。3月8日~14日まで。
「ドイツ映画祭/HORIZONTE 2019」がきょう3月8日(金)から3月15日(金)の8日間、東京渋谷のユーロスペースにて開催される。主催は、ドイツ文化の振興を担うゲーテ・インスティトゥート東京。日本未公開の作品をメインに、現代ドイツ映画の注目作品を紹介する映画祭だ。
オープニングは、波乱万丈の人生を送った大女優ロミー・シュナイダーの物語「ロミー・シュナイダー〜その光と影〜」(原題:3 Tage in Quiberon))で、日本日本初上映!
上映ラインナップは、8本の劇映画と2本のドキュメンタリー映画の計10本。新しい世代のドイツ人監督やドイツで活動する監督たちが取り組んでいるテーマを、多様な形で生き生きと映し出す。
オープニングを飾るのは、ルキノ・ヴィスコンティ監督作「ボッカチオ’70」「ルートヴィヒ」をはじめ数々の名作に出演し、私生活でもアラン・ドロンとの婚約や、ココ・シャネルが認めたファッションセンスが話題となった大女優、ロミー・シュナイダーのフランス時代の出来事を基にした劇映画「ロミー・シュナイダー〜その光と影〜」。
その他ではドイツの現代美術家で映像作家のユリアン・ローゼフェルトが監督し、アカデミー賞女優ケイト・ブランシェットが13役を演じる「マニフェスト」が話題になりそう。
このほか、鬼才R.W.ファスビンダーの「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を原案とした「キャスティング」、ドイツドキュメンタリー映画賞をはじめ数々の賞を受賞し、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された「父から息子へ〜戦火の国より〜」など、ドイツで話題となっている最新作を一挙上映!
4月公開予定の「希望の灯り」、5月公開予定の「僕たちは希望という名の列車に乗った」などを一足先に特別上映。上映作品の監督や出演俳優も来日し、上映時にトークショーやディスカッションも開催。
■上映作品「ロミー・シュナイダー ~その光と影~」(Drei Tage in Quiberon)2018年/115分/監督:エミリ・アテフ/出演:マリー・ボイマー、ビルギット・ミニヒマイヤー
「希望の灯り」(In den Gäengen)2018年/125分/監督:トーマス・ステューバー/出演:フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト
「僕たちは希望という名の列車に乗った」(Das Schweigende Klassenzimmer)2017年/111分/監督:ラース・クラウメ/出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、レーナ・クレンケ
「マニフェスト」(Manifesto)2017年/95分/監督:ユリアン・ローゼフェルト出演:ケイト・ブランシェット
「プチ・ブルの犬」(Selbstkritik eines büergerlichen Hundes)2017年/99分/監督:ユリアン・ラードルマイヤー/出演:ユリアン・ラードルマイヤー、デラ・キャンベル
「明日吹く風」(Whatever Happens Next)2018年/97分/監督:ユリアン・ペルクセン/出演:セバスティアン・ルドルフ、ニルス・ボアマン、エファ・レーバウ
「ソーシャルメディアの“掃除屋”たち」(The Cleaners)2018年/88分/監督:ハンス・ブロック、モーリッツ・リーゼヴィーク
「父から息子へ ~戦火の国より~」(Of Fathers and Sons)2017年/99分/監督:タラル・デルキ
「キャスティング」(Casting)2017年/91分/監督:ニコラス・ヴァッカーバルト/出演:アンドレアス・ルスト、ユディット・エンゲル、コリンナ・キルヒホフ
「未来を乗り換えた男」(Transit)2018年/101分/監督:クリスティアン・ペッツォルト/出演:フランツ・ロゴフスキ、パウラ・ベーア、ゴーデハルト・ギーゼ
- 日時:3月8日(金)〜3月15日(金)
- 場所:ユーロスペース (渋谷区円山町1-5 KINOHAUS)
- 上映スケジュールはこちら:http://www.eurospace.co.jp/schedule/
主催:ゲーテ・インスティトゥート東京 助成:German Films 協力:アルバトロス・フィルム/クロックワークス、彩プロ
映画「翔んで埼玉」がとんでもないほどヒット中。
「翔んで埼玉」がバカ受けの大ヒット中。
公開初週の成績を上回ることは珍しく、前週比100%越えを達成した直近公開作品では、現時点までに121億6000万円の興行収入をあげている「ボヘミアン・ラプソディ」に匹敵する数字だという。昨年11月10日に公開された「ボヘミアン-」は、第2週に興行収入109・6%、動員数107・3%を記録。
「アラン・ドロン生誕84年記念祭」ライブシネマが11月9日、銀座で開催。
今秋「アラン・ドロン生誕記念祭」ライブシネマの日程が決まりました。