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ドイツ映画祭、始まる。3月8日~14日まで。

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13役を演じるケイト・ブランシェット主演の「マニフェスト


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ドイツ映画祭

ドイツ映画祭/HORIZONTE 2019」がきょう3月8日(金)から3月15日(金)の8日間、東京渋谷のユーロスペースにて開催される。主催は、ドイツ文化の振興を担うゲーテ・インスティトゥート東京。日本未公開の作品をメインに、現代ドイツ映画の注目作品を紹介する映画祭だ。

 オープニングは、波乱万丈の人生を送った大女優ロミー・シュナイダーの物語「ロミー・シュナイダー〜その光と影〜」(原題:3 Tage in Quiberon))で、日本日本初上映!

上映ラインナップは、8本の劇映画と2本のドキュメンタリー映画の計10本。新しい世代のドイツ人監督やドイツで活動する監督たちが取り組んでいるテーマを、多様な形で生き生きと映し出す。

オープニングを飾るのは、ルキノ・ヴィスコンティ監督作「ボッカチオ’70」「ルートヴィヒ」をはじめ数々の名作に出演し、私生活でもアラン・ドロンとの婚約や、ココ・シャネルが認めたファッションセンスが話題となった大女優、ロミー・シュナイダーのフランス時代の出来事を基にした劇映画「ロミー・シュナイダー〜その光と影〜」。

その他ではドイツの現代美術家で映像作家のユリアン・ローゼフェルトが監督し、アカデミー賞女優ケイト・ブランシェットが13役を演じる「マニフェスト」が話題になりそう。

このほか、鬼才R.W.ファスビンダーの「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を原案とした「キャスティング」、ドイツドキュメンタリー映画賞をはじめ数々の賞を受賞し、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された「父から息子へ〜戦火の国より〜」など、ドイツで話題となっている最新作を一挙上映!

4月公開予定の「希望の灯り」、5月公開予定の「僕たちは希望という名の列車に乗った」などを一足先に特別上映。上映作品の監督や出演俳優も来日し、上映時にトークショーやディスカッションも開催。

■上映作品「ロミー・シュナイダー ~その光と影~」(Drei Tage in Quiberon)2018年/115分/監督:エミリ・アテフ/出演:マリー・ボイマー、ビルギット・ミニヒマイヤー

希望の灯り」(In den Gäengen)2018年/125分/監督:トーマス・ステューバー/出演:フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト

「僕たちは希望という名の列車に乗った」(Das Schweigende Klassenzimmer)2017年/111分/監督:ラース・クラウメ/出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、レーナ・クレンケ

マニフェスト」(Manifesto)2017年/95分/監督:ユリアン・ローゼフェルト出演:ケイト・ブランシェット

「プチ・ブルの犬」(Selbstkritik eines büergerlichen Hundes)2017年/99分/監督:ユリアン・ラードルマイヤー/出演:ユリアン・ラードルマイヤー、デラ・キャンベル

「明日吹く風」(Whatever Happens Next)2018年/97分/監督:ユリアン・ペルクセン/出演:セバスティアン・ルドルフ、ニルス・ボアマン、エファ・レーバウ

ソーシャルメディアの“掃除屋”たち」(The Cleaners)2018年/88分/監督:ハンス・ブロック、モーリッツ・リーゼヴィーク

「父から息子へ ~戦火の国より~」(Of Fathers and Sons)2017年/99分/監督:タラル・デルキ

「キャスティング」(Casting)2017年/91分/監督:ニコラス・ヴァッカーバルト/出演:アンドレアス・ルスト、ユディット・エンゲル、コリンナ・キルヒホフ

「未来を乗り換えた男」(Transit)2018年/101分/監督:クリスティアン・ペッツォルト/出演:フランツ・ロゴフスキ、パウラ・ベーア、ゴーデハルト・ギーゼ

主催:ゲーテ・インスティトゥート東京 助成:German Films 協力:アルバトロス・フィルム/クロックワークス、彩プロ