新入幕の東前頭十七枚目(幕尻)の尊富士の「110年ぶり 新入幕優勝」のニュースが列島を駆け巡ったきのうの夕方。当然のことながら「三賞」の技能・殊勲・敢闘の三部門も同時受賞した。
<14日目に負傷、千秋楽出場が危ぶまれたが…>
前日の14日目に右足を負傷して、車いすで救急車で搬送された時には、千秋楽の出場が危ぶまれていた。
しかし、休場すれば不戦敗で、1差の大の里に並ばれる。休めば決定戦には出られず、大記録は闘わずして消滅する。出場を直訴して土俵に立ち、13勝2敗で初優勝を飾った。
尊富士の千秋楽に出られるかどうかという不安は、横綱・照ノ富士の「お前ならやれる」「このチャンスは戻ってこない」「記録はいいから記憶に残せ」などのアドバイスが背中を押したといい、その言葉を聞いてから足が動くようになったというのだ。
これから何回、何十回優勝するかわからないが、初優勝の14日目のアクシデントと千秋楽の勝利は記録にも記憶にも残ることになりそうだ。
大の里も優勝戦線に最後まで残り11勝4敗で三賞では「技能」「敢闘」の2つの賞を獲得する活躍だった。五月場所では、三役(小結)昇進が確実視されている。
春場所を盛り上げた尊富士(左)と大の里
きょうのスポーツ紙は、サンスポを例にとると、1面から3面までは「尊富士」一色。下段の広告以外は他の記事は一切ないという紙面構成。これもすごい。
夏場所(五月場所)では、幕尻十七枚目から一気に五枚目まであがると予想される。そこで2桁なら三役に行く可能性もある。
・・・
「四丁目」ブログの春場所「優勝予想」などの結果はこちら↓
⤴「メインの予想」…優勝:fpd
「毎日の予想」… 優勝:モモタロウさん、fpd
⤴「四丁目の春場所」予想結果…優勝:fpd
ということで「三冠」でした(笑)。
■「にほんブログ村」にポチッと!。