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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【映画イベント】第37回「高崎映画祭」授賞式に参加。作品賞「せかいのおきく」の坂本順治監督、黒木華などが出席、盛り上がる。

第37回「高崎映画祭」が23日から始まり、きのう24日に授賞式が高崎芸術劇場で開催され参加した。昨年同様、ブログ友のべべちゃん、地元群馬在住で映画音楽に詳しい徳さんとともにランチ、映画、市内散策、授賞式、飲み会など終日、楽しんだ。

イベントの進行中は会場での撮影は禁止。終了後のフォトセッションで、高崎市の名物「だるま」が登壇者に配られた後の撮影は許可されるというのが決まり。

1987年に電電公社(現NTT)の映画好きの有志によりスタートした高崎映画祭も、現在ではヨコハマ映画祭を並んで、日本の映画界では最も注目されている映画祭になっている。

年間70-80の映画のロケーション場所として高崎が利用されているのは「映画の街・高崎」と言われるように市を挙げて映画に対してサポートしているからだという。

毎回、冒頭でスピーチする高崎市長は、この1月にロケ撮影のために高崎を訪れたフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブとすれ違ったといい、その美貌と存在感に驚いたという(映画は2025年公開予定)。

高崎映画祭は、俳優などが高く評価している映画祭で、受賞者はほぼ全員が毎回登壇しているという日本でも数少ない映画祭と言われる。

授賞式に参加したのは「作品賞」受賞の「せかいのおきく」の坂本順治監督と黒木華などスタッフ・キャスト、「監督賞」受賞の「茶飲友達」の外山文治監督、同じく「監督賞」の「雑魚どもよ、大志を抱け!」の足立紳監督、「茶飲友達」で最優秀主演俳優賞受賞の岡本玲ほか各俳優賞受賞の俳優たち計14名。

「せかいのおきく」に出演した石橋蓮司は「せかいのおきく」を見ていただければわかるが、見たらトイレに行きたくなりと語り、「”くさい芝居”というのは、ネガティブなイメージで言われることがあるが、この映画は、まさに臭い芝居をしなければならなかった」と笑わせた。見る側もfpdも鼻をつまんで見たのだった(笑)。

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ランチは、徳さんが、よく知るお店のひとつ、てんぷら屋さんの「天松」というところで、超お得セットという「天丼」(800円)を食べた。茶碗蒸しと味噌汁、新香付きで、てんぷらはたれがしみ込んで、おいしかった。

               

「授賞式の前に時間があり、「あすなろ」という昔ながらのカフェ、高崎芸術劇場内のカフェのはしごをしたほか、映画はフランス映画「エッフェル塔~創造者の愛~」をミニシアター(60席)のシネマテークたかさきで見た(記事は後日アップの予定)。

     「あすなろ」は群馬県の大学生が運営しているカフェ。

 

街中を歩いていると「昆虫食」という”ゲテモノ”の缶詰の自販機に出くわしたり、かつてにぎわいながら現在は閉館されたままとなっている「オリオン座」(1階のカフェは営業している)などを見学。

 

           閉館されたオリオン座          インド映画を上映中の電気館

電気館では「インド映画特集」上映期間中だったが、出入りしていた若い青年が二枚目だったので、べべちゃんが「Movie actor? (俳優さんですか)」と声をかけると、顔の前で手を左右に振りながら「違いますよ」とまんざらでもなさそうに、その仲間に「俳優か?と聞かれたよ」と説明し笑っていた。自分たちはインド人ではなくネパール人だと説明していた。

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徳さんからは高崎名物の「観音最中」をいただいた。fpdの甘党は、広く知られてしまった。先日の恒例の市の検診では「(内臓戦線)異常(異状)なし」と言われたものの「糖尿病」には注意をと言われているので、控えてはいるが…。

                       

べべちゃんからは、関西方面の寺院巡りのお土産として薬師寺の「ふきん」と「滋賀の名物」である「とび太くん」のノートをいただいた。

                   

夜の会は、高崎駅前の「庄屋」で飲み会。

食事の中心はfpdがオーダーしたが、エビフライ、ポテトフライ、クリームコロッケなど油モノが多く、オニオンスライス、巻き物も少し。

飲み物では徳さんはソフトドリンク系、fpdはノンアルビール系、そして、べべちゃんは、ビールの小グラスの注文時間効率(=タイパ)から?「大ジョッキー」(笑)。

それぞれ遠方なので、9時前にはお開きとなり、楽しい一日が終了。

徳さん、べべちゃん、今回もありがとうございました。

 

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