フランスの大俳優カトリーヌ・ドヌーブ(80)が映画撮影のため現在、日本に滞在中で、来週の火曜日16日まで、群馬県・高崎市で映画撮影を行っているという(ただ、具体的な場所や日時は明かされていないよう。混乱を避けるため?)。
高崎市が4日に発表していたが、読売新聞、東京新聞ほかのマスメディアが9日付けなどで報じている。
映画はカトリーヌ・ドヌーブ主演の長編映画「スピリットワールド」で日、仏、シンガポールの共同制作。台本はオリジナル。
ドヌーブ演じる歌手のクレアは日本でのツアー中に突然亡くなるが、魂が生き続け、死後の世界で人間性を見つける旅をするというストーリー。作品は各国の国際映画祭に出品され、公開は2025年以降となる。
ドヌーブは「シェルブールの雨傘」「昼顔」「反撥」「幸せはパリで」「哀しみのトリスターナ」など数々の映画に出演したフランスを代表する俳優。
監督は「家族のレシピ」(斉藤工主演、2019年公開)を市内で撮影したシンガポールのエリック・クー氏で、高崎の市内が気に入ったことから、今回も市の施設や公園などでロケを行うことになった。
富岡賢治市長は「ドヌーブ主演の映画が高崎で撮影されるのはうれしく、撮影に協力したい」とコメントした。
高崎市内は身近に感じる市なので、公開が楽しみ。
高崎市は「映画の街・高崎」をアピールしている。きっかけは「ここに泉あり」(群馬交響楽団が登場)。
これまで高崎市が舞台となった主な映画。
「ここに泉あり」(1955)
「キングコング対ゴジラ」(1962年8月11日公開)…劇中で展開される100万ボルト電流作戦の舞台。また、ゴジラが白衣大観音の横を通過する場面も撮影されたが本編ではカットされた。
「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭」(1988年8月6日公開)
「半落ち」 (2004年1月10日公開)…市庁舎が群馬県警の建物として登場。
「かまち」(2004年3月13日公開)
「珈琲時光」 (2004年9月11日公開)
「リンダ リンダ リンダ」 (2005年7月18日公開)
「神童 監督:萩生田宏治」(2007年4月21日公開)
「包帯クラブ」 (2007年9月15日公開)…映画で市庁舎が登場。
「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」 (2008年5月1日公開)…市内各所でマラソン時の撮影が行われた。
「君に届け」(2010年9月25日公開)
「ばかもの」(2010年12月18日公開)
「あしたのジョー」(2011年2月11日公開)
「SP 革命篇」(2011年3月12日公開)…麻田雄三を追う尾形総一郎と井上薫が戦った総理大臣官邸への地下通路として、阿久津水処理センターが使用された。
「漫才ギャング」(2011年3月19日公開)
「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」(2011年4月30日公開)
「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2012年1月21日公開)
「遺体 明日への十日間」(2013年2月23日公開)
「高崎グラフィティ。」(2018年8月18日公開)
「家族のレシピ」(2019年公開)
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