エンゼルスからフィリーズへ電撃トレードが決まったブランドン・マーシュ外野手が2日(日本時間3日)、エンゼルスタジアムで大谷翔平らチームメートに別れを告げた。
「スターウォーズ」のチューバッカにもたとえられるほど、インパクトがある。フェンス際の飛び込みキャッチも印象的だった。成績さえよければ長髪、ひげは自由というエンゼルス。
チームの移籍を前日や当日に知らされるというメジャーリーグの厳しさ。現場に行ってみたら「お前の居場所はここにはないよ」と突然告げられるのだ。
テレビでは、マーシュの球場を去る後ろ姿が映っていたが、背中が寂しかった(笑)。
ヤンキースなどは、紳士であることが求められ長髪、髭は禁止という球団もある。
電撃トレードとなったマーシュは挨拶を交わした後に報道陣に対応。
「僕は(クラブハウスに)残って皆に別れを告げたよ。そうしておいてよかったと思っているんだ。この場所にいることができて、恵まれていると思う。ここにいるみんなに感謝してもしきれないよ」と語っていた。
プライベートでも大谷と仲が良かったことでも知られるマーシュ。若手有望株と言われたマーシュは、大谷をリスペクトする言葉も語っていた。
「彼(大谷)は本当に一流のプロ。大きな注目を浴びながら、失敗にも成功にも対処する彼の姿があった。見ていて楽しいパフォーマンスだった」とコメント。
「このロッカールームにいる選手たちから受け継いでいくものが間違いなく色々ある。このチームは素晴らしい選手たちの集まりだった」と感謝は尽きないようだった。
24歳のマーシュは2016年ドラフト2巡目(全体60位)でエンゼルス入り。昨年7月18日にメジャーデビューし、今季は93試合出場して打率.226、8本塁打、37打点、8盗塁をマークしていた。
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