ウクライナ情勢が緊迫しているが「ウクライナが舞台となった映画」というのも意外と多い。まず頭に浮かぶのが「屋根の上のバイオリン弾き」。その他、いくつかピックアップしてみる。1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の爆発による放射能の汚染もウクライナだった。
■「屋根の上のバイオリン弾き」(1971)
ウクライナ地方の小さな村「アナテフカ」が舞台。牛乳屋を営むテヴィエのユダヤ人一家の話。ユダヤ教の戒律を厳格に守ってつましくも幸せな毎日を送っていた。が、次第にエスカレートしていく「ポグロム」と呼ばれるユダヤ人排斥運動が起こり、村全体が追放されることになる。テヴィエたちは着の身着のまま住み慣れた村から追放され新天地へ流浪するまでを描いている。
■「TENET テネット」(2020)
ウクライナのキエフが舞台。キエフのオペラハウスでテロ事件が発生。しかしこれは「プルトニウム241」を奪取したCIAスパイを暗殺するための偽装工作だった。彼を救出するため、ロシア人の協力のもと、CIA特殊工作員の"主人公"(ジョン・デヴィッド・ワシントン)はウクライナ警察に混ざってオペラハウスに突入しスパイの救出に成功するが直後ロシア人たちに捕らえられる。
■「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(2013)
シリーズ第5作目。ウクライナの首都キエフの約135kmに位置しプリピャチ川に沿うチェルノブイリが舞台。同市は、1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故により、放射性物質に汚染されゴーストタウンと化した。
■「戦艦ポチョムキン」(1925)
ウクライナ南部に位置し3番か4番目に大きな都市がオデッサ州オデッサ市が舞台。黒海に面したウクライナ最大の港湾都市で国内有数の工業都市。映画では「オデッサの階段」の乳母車のシーンがあまりにも有名。
■「隊長ブーリバ」(1962)
ポーランド王国のグリゴリー王子は、タラス・ブーリバ率いるウクライナ・コサックに「自分たちに協力してトルコ軍を撃退すれば、ウクライナのステップを与える」という約束をして援軍を頼み、ブーリバたちはこれに応えてトルコ軍を撃退するというストーリー。
そして、忘れてはいけないのが、ソフィア・ローレンの代表作の1本「ひまわり」(1970)だ。
■「ひまわり」(1970)
エンディングでの地平線にまで及ぶ画面一面のひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたものだ。
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そのほかにも「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」「ソハの地下水道」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」「トランスポーター3 アンリミテッド」「ファイナル・プロジェクト」「僕の大事なコレクション」「ボフダン・フメリニツキー (映画)」「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」「ロード・オブ・ウォー」「ロシアン・スナイパー」「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」など。
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