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映画「ドント・レット・ゴー - 過去からの叫び -」(原題:Don't Let Go、2019)を見る。

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ドント・レット・ゴー -過去からの叫び-」(原題:Don't Let Go、2019)を見る。日本では劇場未公開。サンダンス映画祭で上映されたときのタイトルは「Only You」。その後「Relieve」に変更され最終的に「Don't Let Go」となる。

意味は「離さないで」で、携帯を離さないで、通話を切らないでといった意味か。2週間後の世界を知ってしまった主人公が、過去の殺人事件を未然に食い止めようとする、タイム・トラベル・スリラー。

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ある日の夜、刑事のジャック・レッドクリフデヴィッド・オイェロウォ)の元に姪のアシュリー(ストーム・リード)から電話がかかってきた。

そのただならぬ様子から緊急事態が発生したのは明らかだったが、ジャックが詳細を聞き出す前に電話が切れてしまった。

不安になったジャックが弟夫婦の家を訪ねると、一家は皆殺しにされていた。悲しみに暮れるジャックが酒を飲んでいると、アシュリーの携帯から電話がかかってきた。

ジャックは「これは心霊現象か、それとも、ついに俺は正気を失ったのか」と思ったが、真実はそのどちらでもなかった。

何らかの理由で、ジャックの携帯は過去の世界にいるアシュリーの携帯と繋がったのである。アシュリーのいる世界はジャックのいる世界の2週間前の世界だった。

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     電話の相手は2週間前の世界にいる

ジャックは過去の世界のアシュリーと協力して、事件の発生を未然に食い止めることにしたが、そのためには事件の真相を解明する必要があった。ジャックは2週間弱で真実を突き止める必要に迫られたのだ。

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古くは「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」(BTTF)のように未来から過去にタイムスリップという映画があったが、「ドント・レット・ゴー」も2週間後の世界と過去との間で電話で交信するといった話。最近は韓国映画などでも似たような映画が見られる。一家皆殺しの事件の中で、一人だけ生き延びた娘と話をして、未来を変えることができるかというハラハラのところはあるが、テレビの2時間ドラマで十分なB級スリラー。

タイトルの「ドント・レット・ゴー」というのもカタカナ・タイトル流行りを象徴しているが、副題だけの日本語を少し工夫すればいいかも。

蛇足だが、2週間先のことが分かってしまうという技術でも開発されたら億万長者になれるかもしれない(笑)。

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主な登場人物:

デヴィッド・オイェロウォ:ジャック・レッドクリフ刑事

ストーム・リード:アシュリー・レッドクリフ

バイロン・マン:ロジャー・リー刑事

ミケルティ・ウィリアムソン:ボビー

アルフレッド・モリーナ:ハワード

ブライアン・タイリー・ヘンリー:ギャレット・レッドクリフ

シャイネル・アズロー:スーザン

 

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