fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【海外ドラマ】「SUITS/スーツ」シーズン1(2011)の1-8話まで見る。

f:id:fpd:20211019094044j:plain

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン1(2011)の1-8話まで見る。ドラマは人気を博し、シーズン8まで制作された。ニューヨーク・マンハッタンの大手法律事務所を舞台に、エリート敏腕弁護士たちが活躍するスタイリッシュ・サクセスストーリー。

日本でも大人気となり、織田裕二主演でリメイクされた。織田裕二版を既に見ているので、登場人物の人間関係などは、わかりやすく比較するのも面白い。中島裕翔が演じたニセ弁護士は、高層事務所ビルまで自転車通勤というのもオリジナル通り。

・・・

大手法律事務所「ピアソン・ハードマン」で働くエリート弁護士、ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)は、シニア・パートナーに昇格することと引き換えにアソシエイトを雇うことになる。

f:id:fpd:20211019094849j:plain

天才的な頭脳と完全記憶力を持つ青年、マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)は、唯一の肉親である祖母の入院費を稼ぐため、マリファナの運び屋まがいの仕事を引き受けたが、警察の罠であることをいちはやく見抜き逃亡する。

f:id:fpd:20211019095556j:plain

偶然ハーヴィーの面接会場へと逃げ込んでしまったマイクは、ひょんなことから面接を受け、あろうことか採用されてしまう。

しかし「ピアソン・ハードマン」では、ハーバード大学ロースクール出身者しか採用しない伝統があり、マイクは大学中退で弁護士の資格すら持っていなかった。ハーヴィーはマイクの経歴を詐称することを提案して事務所に入れさせようとするが・・・。

f:id:fpd:20211019094641p:plain

・・・

f:id:fpd:20211019100325j:plain

日本版「SUITS/スーツ」を先に見ているので、高級スーツなどのファッションや、洗練されたエリートの事務所を舞台にしたドラマが面白かった。このドラマから、曲者役者の小手伸也のキャラが受けて、人気となった。また鈴木保奈美中村アン新木優子といった女性陣も”美女軍団”でよかった。

f:id:fpd:20211019094733j:plain

小手伸也が演じたオリジナルのルイス・リット(リック・ホフマン、写真下)のキャラは、嫌味な態度、憎たらしさが絶品。

f:id:fpd:20211019095501j:plain f:id:fpd:20211019094948j:plain

f:id:fpd:20211019094800j:plain

f:id:fpd:20211019094822j:plain

主要人物:

■ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト

法律事務所「ピアソン・ハードマン」を草創期を支えている。自他ともに認める所長「ジェシカ・ピアソン」の右腕的存在。非常に優秀だが、強引かつ違法ギリギリの手段を使って訴訟に挑む姿は、同業者からも嫌われている。女性にモテるプレイボーイだが、母親の不倫が原因で浮気や不倫に対しては、強い嫌悪感を抱く。マイクの秘密を作り出した張本人。

■マイク・ロス(パトリック・J・アダムス

天才的な頭脳と完全記憶力を持つ青年。幼いころ、両親を事故で亡くしてからは祖母が唯一の肉親。弁護士を目指して大学に通っていたが、替え玉受験のバイトがバレてしまい、退学処分となる。それからは、見たもの全てを記憶できる力を活かし、試験の代行など違法行為で生活費を稼いでいた。「ピアソン・ハードマン」に入ってからは、ハーヴィーの右腕として活躍する。

■ルイス・リット(リック・ホフマン

「ピアソン・ハードマン」に勤めるパートナー弁護士。金融・財務関連の弁護が得意で、その手腕はハーヴィーをも上回る。事務所のアソシエイトたちの採用兼教育係。他人との関係を上手く築けない不器用な性格で、かなりひねくれた面があり、怒りに任せて他人を侮辱する事が非常に多い。厳しい教育方針にはマイク含めアソシエイトからは快く思われていない。猫とバレエをこよなく愛し、涙もろい一面もある。ハーヴィーに対して強いライバル意識があり、ことあるごとに衝突している。

ジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス

「ピアソン・ハードマン」の所長。常に冷静沈着で、確かな判断力と才能によって、ニューヨークいちの事務所を築いた。ハーヴィーを一流弁護士に育てた功労者でもあり、彼のよき理解者でもある。

■レイチェル・ゼイン(メーガン・マークル=メーガン妃

「ピアソン・ハードマン」のパラリーガル。父親も弁護士だが、比較されるのを嫌い周りには口外していない。優秀で弁護士志望だが、ロースクールの試験に合格する自信がないため、多忙なことを理由に受験を先延ばしにしていた。マイクが事務所に入ってから、仕事の相談相手となっている。

■ドナ・ポールセン(サラ・ラファティ

ハーヴィーの秘書で、彼とは検事時代からの付き合い。衝突しがちなマイクとハーヴィーの間にいつも割って入る潤滑油的な存在。頭の回転が早く、事務所の誰もが彼女に一目置いている。マイクの秘密を知る、数少ない人物のひとり。

・・・

マイク・ロスがハーバード・ロースクールの試験で女性の替え玉で合格させ、その女性がなんとロスの事務所に採用されることになった。ハーヴィーが「どうやって女性の替え玉ができたのか?」と聞くと、お互いの答案の名前を変えたからだという。「女装したのかと思った」とハーヴィー。ロスは「うーん、それもできないこともない」。

 

ドラマ「SUITS/スーツ」では、ハーヴィーやマイクなど主要6人を軸に物語は展開。この6人に依頼人や同業者、家族など周辺の人物たちがドラマに花を添える。

 

日本版ドラマ

fpd.hatenablog.com