「ザ・ハード・ウェイ」(原題:The Hard Way、2019、劇場未公開)を見る。
主演のマイケル・J・ホワイトが、ブルース・リーのような凄腕の格闘アクションを見せる。それもそのはず、マーシャル・アーツや空手など様々な武道の黒帯を持ち、全米オープン選手権や北米オープン選手権などのタイトルを数多く獲得。イェール大学やブラウン大学などで演技を学んだという経歴。
監督がスティーブン・セガールお抱えのキオニ・ワックスマン監督ということで、内容はほとんど「沈黙」シリーズのような復讐アクション(納得!)。
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ニューヨーク市クイーンズにあるバーの経営者ジョン(マイケル・J・ホワイト)は、伝説的な元兵士。そのジョンのもとに弟コディの訃報が届く。ルーマニアで謎の凶悪犯を追っていた弟の死の真相を探るため、ルーマニアに向かう。
コディ
そこで、コディの元相棒のメイソン(ルーク・ゴス)の元を訪ねると、コディが関わっていた犯罪組織の存在を知る。組織側もジョンの動きを察知し、刺客を送ってくる。
共通の敵の存在を認識したジョンとメイソンは互いに協力し合い、闇組織に戦いを挑むことになり、壮絶な復讐劇が始まる。
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マイケル・J・ホワイトが、ドウェイン・ジョンソン(「ワイルドスピード」シリーズ)のような屈強なガタイでキレのいいアクションを見せる。相手の犯罪組織のチンピラには「オレを近づけすぎたな」と言うのが決め台詞で、あっという間にビシバシと叩きのめすシーンが痛快。
最終的な悪の組織のボスの顔は終盤まで一切顔を見せす、ビデオに登場するときもボイスチェンジャーで声を変えている。映画が90分というのがいい。これ以上長いと睡魔に襲われそう。
舞台となるルーマニアという都市を様々見られるのはいい。