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ドラマ「コミンスキー・メソッド」(シーズン1、全8話)の第1章と第2章を見た(Netflix)。これもジジィ大奮闘。

 

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Netflix オリジナルドラマ「ミンスキー・メソッド」(シーズン1、全8話)の第1章と第2章を見た。マイケル・ダグラスが主演を務めるゴールデングローブ賞受賞の人気シリーズで最終となる「シーズン3」(2021)まで製作されている。

共演は、マイケル・ダグラス演じるコミンスキーの友人をアラン・アーキンが演じる(シーズン2まで)。2人のジジィ凸凹コンビの不器用ながらも、温かい友情がコミカルに描かれる。

ゲストで、エリオット・グールド、アン・マ―グレット、キャスリーン・ターナー、ダニー・デヴィ―トなどがシリーズ中に登場する。2話までを見ただけだが、大物俳優のウィットにとんだ会話や円熟した味わいぶりが見ごたえがある。

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ハリウッドで演技コーチをしているかつての人気俳優サンディ・コミンスキー(マイケル・ダグラス)と、長年のエージェントのノーマン・ニューランダー(アラン・アーキン)は、年老いてもなお押し寄せる人生の荒波を笑い飛ばしつつ、支え合いながら暮らしている。

【第1章: 死からの逃避(Chapter 1. An Actor Avoids)】かつては人気俳優でいまは演技指導をして生計を立てているコミンスキーの演技論が生徒たちに語られる。簡単な芝居をある若い女性に演じさせる。身近な人間が亡くなった悲しみの演技だ。

その女性は、大げさな表情で、泣く演技をする。終わった後、コミンスキーが女性に耳元で一言二言話す。もう一度演技をさせる。

その演技が一変する。そこにいた生徒たちの目の色も変わるほどだった。どちらの演技が良かったかと生徒の何人かにきく。2回目と口をそろえる生徒たち。何が違ったのか、たった一言、悲しみを涙で表現するのではなく〇〇(正解は下に)で表現しただけだ、というのだ。

生徒の中に、リサ(ナンシー・トラヴィス)という魅力的なアラフィフ女性がいて、親しくなる。ノーマンの妻アイリーン(スーザン・サリヴァン)が病床に伏しており「自分が亡くなったら、ノーマンをよろしく」と遺言のように言い残す。

【第2章: 親友の悲嘆(Chapter 2. An Agent Grieves)】アイリーンが亡くなり、告別式が行われる。葬式の段取り、招待客などはアイリーンがすべて残していた。人気歌手が参加して盛り上がる。ノーマンと不仲で遠ざかっていた娘が、式の最後に突然駆けつけてきた。

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マイケル・ダグラス(撮影当時73歳)とアラン・アーキン(同84歳)らが出演。Netflixにより制作され、2018年11月より世界同時に配信された。アラン・アーキンが高齢を理由に「シーズン2」で降板したため、2020年7月に「シーズン3」を以て終了する事が発表され、今年「シーズン3」が最近配信開始された。

面白いので、継続して「シーズン3」の最後まで見ることになりそう。

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〇〇とは、怒りだった。