「真夜中のマグノリアで」(2020、カナダ、劇場未公開)を見る。主演は「Charmed(原題)」のカナダの女優・ナタリー・ホールと「ベルサイユ」のエヴァン・ウィリアムス。王道のラブコメで、先が読めてしまうが、シナリオもよく、クリスマスに最適な映画。
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ラジオ・パーソナリティーのマギー(ナタリー・ホール)とジャック(エヴァン・ウィリアムス)は幼馴染の親友。ふたりのアドリブの掛け合いが絶妙で、放送は人気が急上昇中。今は地方のみの限定放送だが、会社の重役が全国放送を希望してきた。全国放送を実現するためには、ある企画を成功させなければならない。
放送局の女性の上司も期待する。
それは、クリスマスでパーソナリティの2人のそれぞれの恋人を公開ラジオで紹介するという企画だった。しかし、放送直前になって、2人とも相手と別れてしまう。全国放送のチャンスを獲得するかどうかの絶好の機会をのがすことはできない。
そこで思いついたのが、家族とリスナーの前で恋人同士のふりをすること。サプライズ企画として、2人が恋人という偽装発表をすることになるが、あとで、偽装がバレたら、視聴者からクレームが来るのではとマギーは心配するのだが・・・。
サプライズ企画も当日まで内緒のはずが、双方の父親同士の知るところとなり、マギーの父などは亡くなった妻の指輪をジャックにこっそりと渡し、これをマギーに渡してほしいというのだが、その日は来るのか・・・。
クリスマスというと、「ホーム・アローン」など、ピザのシーンが出てくる。この映画では、ウーバーで「ピザ」を頼んで、マギーの父親が経営するジャズのライブハウスで食べるシーンがある。
そういえば、12月になって、まだピザを食べていないような気がする。2,3日のうちに「ドミノピザ」で注文しなくては(笑)。
ラジオパーソナリティーというと、昔のラジオの「パックインミュージック」のなっちゃん・ちゃこちゃんでおなじみの野沢那智と白石冬美の名コンビを思いだす(古い!)。
この映画もアドリブの、掛け合いのツーカーが完璧で、視聴者の悩み相談も受け付ける。ラストシーンは、番組の成功の後、1年後が描かれる。そしてついにあの指輪を・・・。