長年にわたってその道一筋に打ち込んできた人や、芸術やスポーツの分野で功績のあった人などに贈られる「秋の褒章」の受章者が発表され、漫画家の秋本治や脚本家の岡田惠和ら、754人と25の団体が受章することになった。
1976年から2016年まで40年間、200巻も「こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下、こち亀)」を描き続けてきた作者の秋元治が紫綬褒章を受賞。今日のスポーツ紙なども報じている。
「紫綬褒章」は漫画家の秋本治、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」や「ひよっこ」など数多くのテレビドラマや映画の脚本を手がけた脚本家の岡田惠和のほか、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」や映画「シン・ゴジラ」などに出演し、独特の存在感で幅広い役柄を演じる俳優の余貴美子も受賞した。
「シン・ゴジラ」で防衛大臣を演じた余貴美子(モデルは防衛大臣だった現・小池都知事と言われる)
2016年神田明神で行われた「こち亀」連載40周年記念絵巻奉納式後の記者会見で、秋元治は、2016年42号をもって連載の終了を発表。報道陣には知らされていなかったので、驚いた様子だった。
その後「ワイドナショー(フジテレビ系)」などにも出演し、連載終了後もたまに「こち亀」を執筆している。「こち亀」のコミックスは200巻に上り、世界で最も発行巻数の多いマンガのシリーズとしてギネス世界記録にも認定され、累計発行部数は1億5000万部を超えている。
この受賞の数日前に、ギドラさんが「こち亀」に見る昭和のエンタメ史という記事をアップしている。タイムリー?(笑)。
こちら:https://ghidorahcula719.hatenablog.jp/archive/2019/10/28