2018-08-23 <span itemprop="headline">★訃報:女優・菅井きん、死去。92歳。</span> コーヒー・ブレイク ドラマ「必殺」シリーズや映画「生きる」「お葬式」など多くの名作に出演した女優の菅井きんが10日、心不全のため都内の自宅で亡くなっていたことがわかった。92歳。菅井きんは1926年(大正15年/昭和元年)東京生まれ。1946年、東京芸術劇場研究所に入所。翌1947年「林檎園日記」で初舞台。劇団解散後は俳優座に移籍し、1950年「風にそよぐ葦」で映画デビュー。1973年ドラマ「必殺仕置人」では藤田まこと演じる中村主水をいびる姑・中村せん役や「太陽にほえろ !」で松田優作演じる柴田純(ジーパン)刑事の母・柴田タキ役、「家なき子」での“ババア”こと田畑光江役など、多くの作品で名脇役として存在感をみせた。 ドラマ「家なき子」の菅井きん(右)映画でも活躍し「ゴジラ」(写真)「生きる」「悪い奴ほどよく眠る」「どですかでん」「砂の器」などの名作に出演。2008年「ぼくのおばあちゃん」では82歳にして映画初主演を飾り、「世界最高齢映画主演女優」としてギネス認定された。 「お葬式」(菅井きん:中央)映画「お葬式」(1984)では日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。1990年には紫綬褒章、96年に勲四等宝冠章を受章している。映画では「瞬 またたき」(2010年)での老婦人役、「春との旅」(2010)が最後の出演となった。「春との旅」では、長男の金本重男(大滝秀治)の金持ちの嫁・恵子役を演じた。昭和のテレビ、映画の名脇役女優の一人だったことは間違いない。92歳は、女優としては最高齢の一人。大往生と言えるかもしれないが、また昭和が遠くなっていく。 ご冥福を祈ります。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。 https://movie.blogmura.com/movie_japanese/ https://movie.blogmura.com/movie_foreign/