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<span itemprop="headline">★訃報:女優・菅井きん、死去。92歳。</span>


ドラマ「必殺」シリーズや映画
「生きる」「お葬式など多くの名作に出演した女優の菅井きんが10日、心不全のため都内の自宅で亡くなっていたことがわかった。92歳。

菅井きんは1926年(大正15年/昭和元年)東京生まれ。
1946年、東京芸術劇場研究所に入所
1947年林檎園日記で初舞台。劇団解散後は俳優座に移籍し、1950年風にそよぐ葦で映画デビュー。

1973年ドラマ必殺仕置人では藤田まこと演じ中村主水をいびる姑・中村せん役や太陽にほえろ !松田優作演じる柴田純(ジーパン)刑事の母・柴田タキ役、家なき子での“ババア”こと田畑光江役など、多くの作品で名脇役として存在感をみせた。

                ドラマ「家なき子」の菅井きん(右)


映画でも活躍し「ゴジラ」(写真生きる」「悪い奴ほどよく眠る」「どですかでん」「砂の器などの名作に出演。

2008年ぼくのおばあちゃんでは82歳にして映画初主演を飾り、「世界最高齢映画主演女優」としてギネス認定された。


                         「お葬式」(菅井きん:中央)

映画お葬式」(1984では日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。
1990年には紫綬褒章、96年に勲四等宝冠章を受章している。

映画では「瞬 またたき(2010年)での老婦人役、「春との旅」(2010)が最後の出演となった。「春との旅」では、長男の金本重男(大滝秀治)の金持ちの嫁・恵子役を演じた。

昭和のテレビ、映画の名脇役女優の一人だったことは間違いない。
92歳は、女優としては最高齢の一人。大往生と言えるかもしれないが、また昭和が遠くなっていく。


 ご冥福を祈ります。


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