TBSドラマ「獣になれない私たち」(水曜よる10:00~第1話・第2話)を見た。
脚本は、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」の野木亜紀子。
(第1話)
IT企業の営業アシスタントとして働く深海晶(しんかい・あきら:新垣結衣)は周囲から笑顔の明るさを評価される女性。仕事ができるため、社内で営業担当のミスのカバーに奔走させられ、ワンマン社長の九十九剣児(つくも・けんじ:山内圭哉)からは理不尽な責めを負うなど悩む日々を送る。
彼女が行きつけのクラフトビールバー「5tap」(ファイブタップ)では、同じく常連の会計士・根元恒星(ねもと・こうせい:松田龍平)が恋人と思っていたデザイナー橘呉羽(たちばな・くれは:菊地凛子)から別の男性との結婚を告げられる。
晶と「5tap」で偶然出会って顔見知りとなる恒星は、彼女の笑顔を「嘘くさい」と評する毒舌家だった。
その様子に気付いた恒星は晶と初めてまともな対話をする。
恒星の「バカになれたら楽なのにね」という言葉に前向きな気持ちを得た晶は、翌週、サングラスをして、迫力あるファッションに身を包み出社。周囲もきょとんと驚く中、九十九(つくも)社長に対し自身の待遇改善を要求して周囲をおののかせる。一方、晶の周囲の人物らもそれぞれに問題を抱えていることが描かれる。
(第2話)
周囲が恐怖を感じる中、晶は九十九と交渉した結果、出張明けに返答するという約束を取り付ける。
恒星は不正には手を貸さないと拒否し、勝俣を事務所から追い出すのだが・・・。
・・・
新垣結衣のこれまでのドラマの中では、ベストかも知れない。
気負いが全くなく、一生懸命さ、ひたむきさが伝わり、等身大の自然さがいい。
松田龍平は、相変わらず飄々としているが、なにか不正の仕事に関わっていそう。菊地凛子もこのドラマでは、サバサバして、余貴美子のような雰囲気があって、将来、余貴美子並みの名脇役女優になりそうな雰囲気がある。
根元恒星(松田龍平)は、もともと普通の人が引き受けないブラック会社の依頼を引き受ける会計士と評判なので、その本性は第3話以降で明らかになりそうだ。というのも第2話のラストで、封筒で3、4百万くらいの札束が、仲間か何者かによって放り出されるように渡されたが「少ないな」という一言があったからだ。
第1話は「見逃し配信」で、第2話は「リアルタイム」で見た。10月期ドラマの中では継続の1本となりそう。
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