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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(2013)

 
探偵はBARにいる ススキノ大交差点」(2013)は、作家・東直己の「ススキノ探偵シリーズ」を大泉洋松田龍平主演で映画化し、ヒットを記録した探偵はBARにいる」(2011)の続編。
 
第一作目は、これまでにない日本映画のハードボイルド映画で、主人公の凸凹コンビが新鮮で面白く、すぐに続編制作がアナウンスされ期待していたが、前作に比べて展開がスローで、新味も無くテレビ・ドラマ・レベルで残念、という評価になってしまった。あまり映画はけなさないほうだと思うが(笑)、面白かった、つまらなかったで言えば、期待外れだった
 
松田龍平の存在感も薄い。
第2作目の宿命か、大泉洋ひとりが気を吐いている印象だが、映画は”空回り”でまったく引き込まれない。尾野真千子は、外見のお嬢さんっぽいイメージと裏腹に「XXXを噛み切ったろか」という関西弁の乱暴な口のきき方のアンバランスで驚かされるが・・・。
 

 
探偵(大泉洋)がよく行くショーパブの従業員で、友達でもあるオカマのマサコちゃんが殺害される。捜査が進まない中、「マサコちゃんは政界の闇に触れて殺された」といううわさを耳にした探偵のもとに、彼を尾行してきた女(尾野真千子)から事件究明の依頼が舞い込む。友達の死の真相を探るため、探偵と相棒の高田(松田龍平)は、再び札幌ススキノを駆け巡る。やがて、依頼人の女の素性が明らかになる。
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すでに第3作目が計画されているというが、よほどの見せ場や、意外性などがないと・・・おそらく見ないだろう。
 
脇役陣の波岡一喜松重豊などが、第1作ほどの出番とインパクトが無くなっている。他に、竹下景子安藤玉恵、マギー、篠井英介筒井真理子田口トモロヲ近藤公園などが出演。
 
★★