まっとうな事を言う人事部長と、会社のためには大改革が必要という、リストラ推進の雇われ人事コンサルタント、通称”Missデビル”の女の攻防を縦軸に、働き方改革などの表面的な取り組みにメスを入れるなど”今そこにある危機”を描き出している。
”働き方改革”を勘違いして、残業なしで5時に一斉退社とするが、それをいいことに社員のモラルも低下。仕事の押し付け合い、社員の鬱、などが発生する。
博史は「モンスター社員」の吉田をリストラ候補にするが、眞子はこれを却下し、簑島に残業などの現状を詰問する。千紘は眞子に反発するが、「働き方改革」の進め方について眞子から痛いところを突かれることになる。
ドラマは、大手損害保険会社「共亜火災」で人事コンサルタントとして勤務する椿眞子が主人公。眞子は、米国で仕事をしていた時代は会社に必要ない人間は容赦なくクビにしてきたことから「Missデビル(悪魔)」の異名で恐れられていた。
眞子は会社で発生するセクハラ、パワハラ、派閥争い、モンスター社員といった問題を、悪魔のような大胆な方法で解決していく。
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正義対悪魔の構図が、見ているうちにMissデビルのほうにいつの間にか感情移入している。Missデビルの目的が、会社内の”モンスター”征伐であることが徐々に浮き彫りにされていくようだ。美脚による”回転蹴り”がビシッと決まる(笑)。
4話以降も継続。
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