かつてウエスタン・カーニバルなどで名をはせた日劇ミュージックホール、映画専門館として「日劇文化」などのミニシアター、近年は「TOHOシネマズ日劇」も日比谷地域再開発により、旧日劇時代から合わせて85年間の日劇がフィナーレを迎えた。写真はかつての日劇。
1月27日から昨日4日まで「さよなら日劇ラストショウ」と銘打ち、映画の劇中に「日劇」も登場した「ゴジラ」シリーズをはじめ、黒沢明監督の「用心棒」、「スター・ウォーズ」シリーズなど洋画・邦画の名作我上映された。
1933年に開業した日劇は、映画とレビューを売り物に多くのファンに親しまれた。映画館は1981年に閉館。1984年開業の「有楽町マリオン」で三つの映画館(「日本劇場」、「日劇東宝」、「日劇プラザ」)として生まれ変わり、「日劇」の二文字を残して、その後は、それぞれ「日劇1」「日劇2」「日劇3」および3館の総称を「日劇PLEX」として劇場名を変えながら、多くの作品を上映してきた。
2006年10月に、運営会社が東宝株式会社から現在のTOHOシネマズ株式会社に変わり、2009年2月17日にスクリーン名と3館の総称が現在のものに改称されていた。
なお、有楽町マリオンには他にも「丸の内ピカデリー1・2・3」(松竹系)という映画館がある。唯一”日劇”の名前を冠していた「TOHOシネマズ日劇」はきのう4日付けで閉館。東京・日比谷で3月開業の「TOHOシネマズ日比谷」が営業を受け継ぐ。
東京ミッドタウン日比谷の商業スペースイメージ
2018年3月29日には複合ビル「東京ミッドタウン日比谷」がオープン。
それと同時にオープンする「TOHOシネマズ 日比谷」は、同4階に設置される11スクリーンに加え、スカラ座・みゆき座を改装し一体運営することで全13スクリーン(約2800席)のシネマコンプレックスとなる予定。
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