11:40の回だったが満員で座席は最後の一つ(最後列の端から2番目)だった。
3D映画は何度も見ていたが「IMAX 3D」は初めて。普段は1,100円で見られる劇場映画も特別料金1,900円(3Dメガネ代込みで一般料金2,600円)とほぼ倍だが、それだけの価値はあった。
映画が始まる前に「IMAX」がいかにすごいかが画面上で説明される。
大劇場の最後列でも迫ってくる臨場感、大音響で、2時間半以上の長尺映画も飽きさせなかった。
通常の映画で使われるフィルムよりも大きなサイズで映像を記録・上映することができる。独立した6つのスピーカーや高度なチューニングシステムにより精密なサウンド調節が行われているということで、劇場全体がクリアなサウンドに包まれ、どこの座席に座っても最高のサウンドを楽しむことができるというもの。見るというよりも、そこの空間にいるような感覚を味わえる。
今回がエピソード8で、エピ1~7まで公開順には見てきたが、あまりにも壮大なテーマで、謎が多く人物関係や敵・味方の対関係などがどうなっているのか、わかりにくいところも多々あるが、それはさておいても、映像技術もここまで来たかと思うようなシーンの連続で驚かされる。
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フォース(万能パワー)を覚醒させたレイと、ダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンと伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの出現の意味、さらに“光”と“闇”の間で揺れ動く二人を待ち受ける“衝撃の運命”など知られざる秘密が明かされるというのが今回のストーリー。
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(簡単なストーリー)
レジスタンス(反乱軍)は、敗色濃厚になりつつあるファーストオーダー(帝国軍)との戦局を打開するため、レイを惑星オクトーに隠遁していた”最後のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの元に送り込んだ。しかし、ルークはレイが師事することを拒否し、冷たくあしらい続けるのだった。
修行の末、レンとテレパシーでつながる能力を得たレイは、ルークとレンの間に何が起こったのかを理解すると、ルークの元を去り、スノークの旗艦の元にいるレンに直接会いに行くのだった。
勇気ある戦士たちの捨て身の貢献も虚しく、最後の母艦搭乗員約200名を残して、レジスタンスは窮地に陥る。ポーとフィン、ローズは、ホルド提督には、惑星カントニカで凄腕ハッカー「DJ」を雇い、秘密裏にファーストオーダーの旗艦へ侵入し、情報系統を混乱させる作戦を立てたが、作戦は失敗。船内で捕らえられてしまう。
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登場する円盤や巨大な戦闘機、様々な形態のロボットなどが見所。
”最後のジェダイ”は、あの人物のことだが、一斉砲撃をこれでもかと受けながら不死身。あのパワーは。
ますますたくましくなるレイと暗黒面に落ちたのか、まだ光はあるのかカイロ・レンは。CGで、あの奇怪な?懐かしいキャラが再登場。ポーグ(写真)など新しいクリーチャーも登場していた。
ベニチオ・デル・トロのおっさんも出演していたし、久しぶりに見たかもしれない女優もでている。早口で台詞回しなど演技は上手いが、かなりの大役で中国系女優が出ているのも驚きだ。中国市場を意識してか(笑)。ルックスはイマイチ(失礼)。
主役のレイを演じるデイジー・リドリーは前作に続いての大役だが堂々としている。「オリエント急行殺人事件」でも重要な役どころだったが、ハリウッド女優として急成長しているようだ。1992年生まれの25歳だ。
映画の感想は書けないが「IMAX 3D」を初体験した衝撃が大きいという記事になった。
登場人物、創造物などが多いので、関係性をある程度は頭に入れないと混乱する。
ハックス将軍:ドーナル・グリーソン
ナイン・ナン:マイク・クイン
ペイジ・ティコ:ゴー・タイン・バン
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
■スタッフ:
監督:ライアン・ジョンソン
脚本:ライアン・ジョンソン
製作:キャスリーン・ケネディ、ラム・バーグマン
製作総指揮:J・J・エイブラムス、ジェイソン・マクガトリン、トム・カルノースキー
撮影監督:スティーヴ・イェドリン
編集:ボブ・ダクセイ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
公開:日米同時・・・2017年12月15日
上映時間: 152分
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