先日、歯のクリーニングで待合いの椅子に腰かけていたら、70代くらいの女性がやってきて診察券を受付に出していた。歯医者は予約制なので、受付の係の女性が、予約なしだったので「○○さん、きょうはどうされましたか?」と聞いていた。
問答は続く。
「だって、この間、診てもらいましたよ。ほら診察券もこの通り。クリニックでしょう」と言い張る。ついには医師も出てきて「○○さん、ここは、”口の中”だけを見るところなんですよ」と諭していた。
「それは、内科のほうですね」(医師)だった。「え、診てもらえないの」と未練を残しつつ、しぶしぶのように別の”クリニック”(診察所)に行ったようだ。
その混乱の一つが、医院の名称だったかもしれない。
そこの歯科医院は、もともと院長の名前を取って「○○歯科医院」だったが、2年くらい前に、カタカナに変わったのだ。「○○デンタル・クリニック」と。
デンタル=歯医者とすぐわかる人はいいが、カタカナやアルファベットに慣れていない人は、クリニックといえば、何でも診てもらえると思っても不思議ではない。
明日(10年後)は”わが身”とならないことを願う。
「デンタルってあり
ましたが、歯医者さんですよね」「そうですよ。」
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