1960年、17歳の時に「十七歳の逆襲・暴力をぶっ潰せ」(東映)で主演デビュー。「昭和残侠伝シリーズ」や「人形佐七捕物帳」「仁義なき戦いシリーズ」「柳生一族の陰謀」など時代劇や任侠映画に出演。大河ドラマ「勝海舟」や「大江戸捜査網」のテレビでも主役を務めた。また「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」では笑い上戸な一面を見せ、バラエティー番組にも出演するようになった。
深作欣二監督の「仁義なき戦い」(1973)では広島県の暴力団の若頭役を演じた。押し出しが強いながらも、権謀術数を駆使する組長に翻弄される姿を好演した。同作がシリーズ化されると「頂上作戦」「完結篇」「新仁義なき戦い」(いずれも74年)に異なる人物の役で出演した。
本人役で出演した「イン・ザ・ヒーロー」(2014)が遺作となった。
今月12日発売の「女性セブン」は「放射線と抗がん剤による治療を受けてきたが、脳梗塞を3回起こして体の自由がきかなくなり、車いすを使う生活を送っている。自力で食事が取れず点滴で栄養を補給している」と深刻な状況であることを伝えた。
時代劇や現代劇、ヤクザ映画などで多くの作品に出演した。
また、俳優のほか、監督、映画プロデューサーも務めた。
昭和の時代を彩った俳優の一人がまた亡くなり、寂しさを覚える。
ご冥福を祈ります。
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