小泉今日子は、この数年テレビドラマでとくに女優として”すごい”と思わずにはいられないほど活躍している。「あまちゃん」「最後から二番目の恋」などだ。アイドル歌手から女優として大成した数少ない一人かもしれない。
昨日から始まった藤子・F・不二雄のSF漫画をドラマ化した「中年スーパーマン左江内(さえない)氏」の冴えない中年サラリーマンン(堤真一)の妻役が型破りでスゴイ。朝は起きない。一日15時間は寝る。子供二人の弁当は旦那に作らせる。ダンナが仕事中に「子供に弁当を持たせるのを忘れたから届けてほしい」と電話する。
自分は、女友達とランチ会があるからいけないのだという。
子供たちは、トドのように寝ている母親を見てあきれ返るというよりあきらめている。
ダンナが一番恐れているのは、妻の逆鱗に触れること。強度の恐妻家だった。
しかし、この冴えないサラリーマンにどこからか年配のおっさん(笹野高史)が現われて、「これを着なよ」と渡されたのが「スーパーマン・スーツ」とスーパーマンのマークの鉄の板。このスーツを着ると、空が飛べるばかりか、力も百倍になる。
左江内氏の耳に、何かトラブルに巻き込まれて困ったような人たちの声が聞こえてくる。「助けて!」と。すると、仕事中の左江内氏は、ほかの社員たちに「ちょっとトイレに・・・」と言って、一日に数回もトイレに行き、20分ほど戻らないのだ。不審に思った社員の一人が後をつけるのだが・・・。
第1話では、小泉今日子の出番は少なかったが、強烈な個性であることは間違いない。
さて、映画では・・・。
記事:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/60827311.html
息子が2人いるごく普通の4人家族の家庭を描いていたがそこに訪れる波風、隙間風のようなものを描いた秀作。夫(香川照之)が会社に仕事に出かけたと思っていたが、実は失業をしていて、家族にはいい出せずにいて、デパートで清掃員のバイトをしているのだが、それを目撃した時の妻(小泉今日子)の驚きとさげすむような表情! ハローワークなどに通う失業者向けの食糧の炊き出し配給に並んでいる夫を遠くから見てしまう妻!
記事:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/54985003.html
第1位は「贖罪」。WOWOWドラマだったが、インターナショナル版として映画は海外でも公開された。自分の娘を殺され、娘の友達4人が助けなかったことを生涯にわたって責め続けるという怖さ。「あななたちがどこにいようと、決して許さない」という凄み!これは傑作中の大傑作!子供から大人になった4人の女優もすばらしいが、特に反撃に出る池脇千鶴がすごい!。
主な出演映画
「十階のモスキート」(1983)
「超少女REIKO」(1991)
「病は気から 病院へ行こう2」(1992)
「虹をつかむ男・南国奮斗篇」(1997)
「共犯者」(1999)
「風花」(2001)
「青い春」(2002)
「照明熊谷学校」(2004)- ナレーション
「SURVIVE STYLE5+「自信過剰なCMプランナーと、人気催眠術師」(2004)
「LOVE MY LIFE」(2006)
「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(2007) ☆☆☆
「転々」(2007)★★
「The ショートフィルムズ/みんな、はじめはコドモだった「ダイコン〜ダイニングテーブルのコンテンポラリー〜」(2008)
「贖罪 」インターナショナル版(2012) ☆☆☆☆
「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」2013)★★
「リアル〜完全なる首長竜の日〜」(2013)
「ふきげんな過去」(2016)
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