そんな中、少ない鑑賞ドラマの中で、マイベスト5を選んでみると、突出した作品は無かった。
1位は「地味にスゴイ!校閲ガール 河野悦子」。
河野悦子は名前から、”こうえつ”と出版社の花形部門担当から揶揄されるが、ファッション誌希望と異なる地味なセクションに配属となるも、持ち前の好奇心と明るさで、校閲こそ天職と張り切る姿が共感を呼んだ。校閲が、そこまで調べるか(作家の情景描写を、現地確認するなど)というところも驚き。
2位は「家売るオンナ」。
タイトルを目にしたときは、まったく期待していなかったが、1話完結で、家を売るというのは実は、住む人にあった人生を売るという信念で「私が売ります!」と豪語するほどのセールスウーマンを痛快に描いて、意表を突かれた。シラス・ミカGO~!
3位は「世界一難しい恋」。
堅物男の社長と天真爛漫な女子社員のラブコメを軽妙に描いていた。
順位 | タイトル | 期 | 感想 |
1 | 地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 | 10月 | 地味な校閲にスポットを当て、 その奥深さと取り巻く人間模様を明るく描いた。主人公・悦子(石原さとみ)の新境地。 |
2 | 家売るオンナ | 7月 | 不動産営業のセールスウーマン (北川景子)のパワー全開。 |
3 | 世界一難しい恋 | 4月 | 不器用社長とはつらつ 女性社員(波留)のラブコメ。 |
4 | 黒い十人の女 | 10月 | 妻と愛人9人の強烈個性。 |
5 | ドクターX ~外科医・大門未知子~ | 10月 | 1話完結の安定感。 |
次点 | 逃げるは恥だが、役に立つ | 10月 | 意表を突く契約結婚の行方。 |
このほかでは「ナオミとカナコ」(1月期)、「そして、誰もいなくなった」(7月期)、「砂の塔」(10月期)など。
このドラマは、母親の子供に対するネグレクト(子育ての怠慢、放棄)などへの怒りがテーマ。悪女とみられていた人物が最も子供のことを考えていた模範的な母親であったり、本人は一生懸命のつもりでも、はたから見たら愚かしさがあったりと、7、8話以降になって、ようやく面白くなっていった。前半の1話~7話あたりまでは、見ている側を混乱に陥れ、イライラを募らせるドラマの進行だったが・・・。
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2017年の1月期のドラマの概要が発表になった。
2017年1月期ドラマの主な予定は以下の通り。
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