<span itemprop="headline">★「ドラマ」7月期は、「黒革の手帖」「セシルのもくろみ」など女優陣に期待。</span>

テレビドラマのワンクール（3か月）ごとの記事を書いてきたが、4月期はほぼ終了。　　4月期に”完走”したドラマは2本。

火曜日の「あなたのことは、それほど」（通称「あなそれ」）と日曜日の「小さな巨人」。どちらももう一つすっきりしないドラマだった。不作の4月期だったようだ。

「あなそれ」は、感情移入できる主人公はおらず、それぞれが大なり小なり”異常”で闇を抱えていた。主役の波瑠は役柄を広げて、順調な気がするのだが。

「小さな巨人」は、出演者の”顔芸”合戦のドラマだった。香川照之はさらに凄みを増していたが、収穫は岡田将生か。長谷川博己は、映画「シン・ゴジラ」の主演に続いてのドラマ主演で、いまはアラフォーの男優では、主演クラスの一人となった。

7月期のドラマは、現時点では以下の通り、発表されている。

期待したいのは2本。

まず1本目は松本清張原作の「黒革の手帖」。このドラマは、これまでに5回ドラマ化され、スペシャルを含むと6回を数える。

銀座のママになる主人公を演じたのは山本陽子（40、制作時、以下同様）、大谷直子（34）、浅野ゆう子（36）、米倉涼子（29、「スペシャル」も）であり、今回は米倉涼子と同じ所属事務所の後輩にあたる武井咲（えみ、23）。

そうそうたる女優が名を連ねているが武井咲は現在23歳。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀座のママの風格が出るのか、多少心配。事務所での一押しの女優の一人のようだが、30歳前後になってからでもよかったのではないかという気がしないでもない。

もう1本は「セシルのもくろみ」。出演女優陣がいい。メインは真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子など。

ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語。　　　　　　

運命のいたずらで読者モデルとなった女性が一流のモデルとして成功の階段を駆け上っていく物語だ。なにやら映画の「ガール」を彷彿とさせるような雰囲気だ。

日本は空前の猫ブームという。

猫好きにはたまらない猫だらけの物語「ブランケット・キャッツ」(明日23日から放送）。たぶん見ないが。

〜月曜日〜
21時-フジ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd Season」山下智久、新垣結衣（７月17日）
25時-日テレ「孤食ロボット」有岡大貴、高木雄也、八乙女光(６月19日)

〜火曜日〜
21時-フジ「僕たちがやりました」窪田正孝（７月18日）
22時-TBS「カンナさーん！」渡辺直美（７月18日）
25時-TBS「マジで航海してます。」武田玲奈、飯豊まりえ（７月４日）

〜水曜日〜
21時-テレ朝「刑事7人」東山紀之（７月12日）
22時-日テレ「過保護のカホコ」高畑充希（７月12日）
24時-TBS「わにとかげぎす」有田哲平（７月19日）

〜木曜日〜
20時-テレ朝「遺留捜査第4シーズン」上川隆也（７月13日）
21時-テレ朝「黒革の手帖」武井咲（７月20日）
22時-フジ「セシルのもくろみ」真木よう子（７月13日）
24時-日テレ「脳にスマホが埋められた！」伊藤淳史（７月６日）
25時-テレ東「さぼリーマン甘太朗」尾上松也（７月13日）

〜金曜日〜
20時-テレ東「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～SECOND SEASON」小泉孝太郎（７月21日）
22時-NHK「ブランケット・キャッツ」西島秀俊、吉瀬美智子（６月23日）
22時-TBS「ハロー張りネズミ」瑛太（７月14日）
23時-テレ朝「あいの結婚相談所」山崎育三郎
24時-テレ東「下北沢ダイハード」古田新太、小池栄子
25時-テレ東「デッドストック～未知への挑戦～」村上虹郎（７月21日）
25時-テレ東「CODE:M コードネームミラージュ」桐山漣（２クール目）

〜土曜日〜
18時-NHK「悦ちゃん」ユースケ・サンタマリア（７月15日）
18時-NHK「アシガール」黒島結菜、健太郎（９月23日）
20時-NHK「神様からひと言」小出恵介（６月10日→放送中止）
22時-日テレ「ウチの夫は仕事ができない」錦戸亮（７月８日）
23時-フジテレビ「屋根裏の恋人」石田ひかり(６月３日)
23時-フジテレビ「ウツボカズラの夢」志田未来(８月５日)
24時-テレ東「居酒屋ふじ」永山絢斗、大森南朋（７月８日）