草創期のテレビ界で放送作家として活躍し、「上を向いて歩こう」をはじめ多数のヒット曲を作詞するなど多方面でマルチの才能を発揮した永六輔(えい・ろくすけ)が死去したことが11日分かった。83歳だった。
東京・浅草出身。10代の頃のNHKラジオへの投稿がきっかけで放送作家の道へ進む。ラジオや草創期のテレビ番組に携わり、1961年から66年まで放送されたNHK「夢であいましょう」などの人気番組の脚本を書くかたわら、自らも番組に出演し、独特の早口なしゃべりで人気者になった。
作詞家としては、中村八大さんが作曲し、水原弘さんが歌った「黒い花びら」が1959年に第1回日本レコード大賞を受賞。
(左から)中村八大、水原宏、永六輔 (1959年)
永六輔と中村八大の「六八コンビ」は「黒い花びら」に続いて、1962年の「遠くへ行きたい」、1963年の「こんにちは赤ちゃん」、1965年の「帰ろかな」のような国民的ヒット曲を世に送り出した。
「黒い花びら」
(YouTube視聴不可の場合はこちら:https://youtu.be/pGjiGXj1OCo )
ご冥福を祈ります。
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