■「シークレット・アイズ」(原題:Secret in their eyes)
主演のニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツは、意外なことに初共演。ともにアカデミー賞主演女優賞を受賞したオスカー2大女優と「それでも夜は明ける」で主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが共演。
タイトルを見て、はてなと思ったら、2010年にアカデミー賞外国映画賞を受賞した「瞳の奥の秘密」がベースになっているサスペンスという。13年前の事件から予想だにしなかった真相が明らかになるというのだが・・・。6月10日公開。
■「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(原題:TRUMBO)
戦後の赤狩りで証言を拒否したことから投獄され、出所してもハリウッドの仕事を絶たれたのだった。そこで、友人に託し偽名で脚本を書き、「ローマの休日」とそのほかの作品で2度もアカデミー賞を受賞しながら、オスカー像は受け取れなかったのだ。主演は、ブライアン・クランストン。共演陣が豪華で、ヘレン・ミレン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ルイス・C・K、ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグなど。
■「ニュースの真相」(原題:Truth)
最近は、新聞記者のスクープという点では「スポットライト」等があったが、「ニュースの真相」は、ジャーナリズムの暗部に迫るというもの。主演は、久しぶりに見る実力派女優ケイト・ブランシェットと、「大統領の陰謀」(1976)でジャーナリストに扮したロバート・レッドフォード(8月で80歳!)。
2004年の大統領選の真っ只中、ブッシュの再選を揺るがす一大スクープを描く。このスクープに脅かされるのは、政権か、メディアか。2016年8月公開。
■「ブルックリン」(原題:BROOKLYN)
今年のアカデミー賞では、作品賞、脚色賞、主演女優賞(シアーシャ・ローナン)にノミネートされ話題になった作品の一つ。
■「ペレ 伝説の誕生」(原題:PELE Birth of A Regend)
スラムしか知らない17歳の少年は、絶望の淵で”禁じられた切り札”を選択する。
サッカーの王様の知られざる真実に迫る。
プロになってわずか18ヶ月で世界を制した。ブラジルのW杯優勝5回のうち、3回はペレが出場した大会によりもたらされ、人間国宝に認定された。
■「ホース・マネー」(原題:(英)Horse Money)
ポルトガルの映画監督ペドロ・コスタの監督作品。ポルトガルの首都・リスボンのスラム街・フォンタイーニャス地区を舞台に、1人の男の終焉と、アフリカからやってきた移民の苦難の歴史と記憶を、虚実入り混じった手法で描く。
ホース・マネーは、故郷で買っていた1頭の馬の名前。6月18日公開。
■「ヤング・アダルト ニューヨーク」(原題:While We're Young)
N.Y.ブルックリンを舞台に、”若いつもり”の40代と”成功したい”20代の交流とギャップをカラフルに描く、大人のロマンチック・コメディ。
■「帰ってきたヒトラー」(原題:Er ist wieder da 「彼が帰ってきた」)
■「レジェンド 狂気の美学」(原題:Legend)
■「団地」
■「夏美のホタル」
■「素敵なサプライズ」
副題が「ブリュッセルの奇妙な代理店」。「奇妙な」というのは自殺の手助けをするという職業。
子どもの頃に最愛の父を亡くして以来、感情を失ってしまった大富豪の息子ヤーコブ(イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ)。母も他界して天涯孤独の身になったことで、念願の自殺を実行に移すことに。顧客の死を密(ひそ)かに手助けする代理店に飛び込んだ彼が選んだのは、いつ死の瞬間が訪れるのか分からないというサプライズコース。5月28日公開。
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