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<span itemprop="headline">映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)</span>



スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)を劇場初公開の5ヶ月後にようやく見た。字幕版を最初に見てから日本語吹き替え版と立て続けに2回見た。

2005年の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」で新3部作が完結してから10年ぶりに製作・公開されたSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」のシリーズ7作目。オリジナル3部作からは、実に30年ぶりとなる。

映画のオープニングのタイトルの後に流れるテロップにより、この最新作「フォースの覚醒」の背景を知ることができる。この出だしと音楽は、同じSFモノの元祖とも言うべき「スーパーマン」を連想させる(笑)。

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オープニングに流れるテロップはこうだ。(文中のピリオドは追加。)

遠い昔 はるかかなたの銀河系で
エピソード7「フォースの覚醒」

その間に帝国軍の残党から ファースト・オーダーが生まれた。
彼らは 最後の ジェダイ ルークの抹殺を狙っていた。

レイア・オーガナ将軍は 共和国の支援のもと レジスタンスを率いていた。
彼女の目的は 兄ルークを見つけ 銀河に 平和と正義を取り戻すこと。

レイアは 最も勇敢な パイロットに 秘密任務を与え ジャクーへと送った。
そこでは 古い盟友が ルークの居所の 手がかりを得ていた・・・(映画字幕より)。

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スター・ウォーズ」の熱心なファンは問題ないと思うが、固有名詞が次から次に出てくるので、覚えるだけでも戸惑う。「ストーム・トルーパー」「ジャクー」「カンジクラブ」「ライト・セーバー」「タス・リーチ」「BB-8 ドロイド」「スノーク」「ファズマ」「ミレニアム・ファルコン」「カイロ・レン」「チューバッカ」「ラスター」「ファースト・オーダー」「FN 2187」「R2-D2」そして「フォース」とは・・・?

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本シリーズの実写映画本編は、生みの親である監督ジョージ・ルーカスの下、複数のエピソードにより綴られるサーガの形式をとっている。3つの3部作からなる「全9部作」を予定。商業的な成功を狙って、最も活劇らしさが出ていると思われる「エピソード4/新たなる希望」から制作された。第1作目の「スター・ウォーズ」(1977)は、シリーズの途中のエピソードだった。

「エピソード1・2・3」の時代は、全銀河の首都である大都市惑星コルサントの描写や、「エピソード4・5・6」で反乱同盟軍が仕掛けていたようなゲリラ戦ではなく、大軍同士の大規模戦争が行われた「クローン大戦」の描写が必須にも関わらず、当時の映像技術と予算では映画化が不可能であったためである(Wikiより)。

映画の製作順では第1作目に当たる「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開され、高い評価を受け商業的にも成功した後にジョージ・ルーカスが、主要実写映画は「9部作」であると発表。だがその後、彼が2つの3部作からなる「6部作」であると訂正。2005年に当時最終作だった「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」をもってシリーズは一度完結した(はずだった)。

しかし2012年10月、ウォルト・ディズニー・カンパニーが本シリーズの制作会社ルーカスフィルムを買収し、「エピソード7・8・9」の製作を発表。現時点では再び当初の発表と同じく「全9部作」が予定されている。これ以降、配給会社も「エピソード1~6」までの20世紀フォックスからウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズに変更となった。

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第1部に登場したハン・ソロハリソン・フォード)、レイア姫(現在・将軍)(キャリー・フィッシャー)、ラストのワンカット登場のルーク・スカイウォーカーマーク・ハミル)の3人が再登場。初登場からは40年近くが経過。ハリソン・フォード(35→73歳)、キャリー・フィッシャー(21→58歳)、マーク・ハミル(25→63歳)と、みな当たり前だが実年齢を重ねていた。


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スター・ウォーズ」は、平和と正義を願うグループと、「シス」「帝国」そして「ファースト・オーダー」という暗黒面との戦いを描いている。その悪の出発点は「ダース・ベーダー」であり、現在は3代目に移り、ダース・ベーダーに対して「わが祖父よ!」という言葉がある。




ハン・ソロレイア姫との間に息子がいたが、その息子ベンは、カイロ・レンとなって、スノークの手下になり、ハン・ソロと対峙することになる。ハン・ソロの説得に応じて、親子が和解したかに見えたのだが、息子は「ありがとう」といいつつ予想外の展開が待っていた。


                映画の主役は、この”2人”(笑)。

「フォース」の力が覚醒すると強い!という映画だったが、その力を得たレイが、
ついにルーク・スカイウォーカーと出会ったというところで映画は終わっていた。
レイが子供時代に手を引かれて・・・という回想シーンもあった。

レイはどこからやってきたのか、どういういきさつがあったのかは詳しく語られなかった。ただレイが捉えられて、フォースの力か、ストーム・トルーパーの衛兵に命令すると、トルーパーが命令に従って、錠を外し、去っていくというシーンもあった。



行動を共にしているFN-2187/フィン(ジョン・ボイエガから、どうやって逃げられたのかと聞かれ、「説明は難しい」というのだ。レイとフィンが喜んでハグしていると、ハン・ソロは「抱き合うのは後にしろ」というのがおかしかった。ハン・ソロは「頼もしい子だ」とレイを見ていた。


           ”帰ってきた” ハン・ソロハリソン・フォード)とチューバッカ

将軍(元レイア姫)がレイとハグするが、接点はあったっけ。
立ち去ろうとするレイに「レイ!フォースとともにあれ」と激励するのだが、このあたりもよくわからなかった。


映画の主役は、無名の新人でオーディションを勝ち抜いたデイジー・リドリー(24)が演じるレイ。

ところで、スタジオジブリ制作の長編アニメ「おもひでぽろぽろ」(英題:Only Yesterday)が今年全米公開される。大人になったタエ子の英語吹替を担当するのがデイジー・リドリーだ。高畑勲が監督し、日本では1991年に封切られた本作。東京で暮らす27歳のOL・タエ子が、少女時代を振り返りながら本当の自分を見つけ出すさまを、ノスタルジックな風景とともに描き出す。今後作品に恵まれれば、「ハンガー・ゲーム」「アメリカン・ハッスル」のジェニファー・ローレンスのようにハリウッド女優として成長する可能性があるかもしれない。

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第8作目で語られるのか・・・。謎が残る第7作だった。
この映画、熱烈ファンではないとしても、それほど感動はなかった。
(ネット上の評価も、駄作だなどの低評価が多い。)
実際に、第1作の衝撃には程遠かった気がする。ジョージ・ルーカス監督とはやはり違うようだ。1作目は、ドイツの劇場でドイツ語吹き替えで見たが、映像と音響の迫力に圧倒された。

セリフ「気をつけろ。女はウソに気づく」というのは現代でも当てはまるかも(爆)。


新キャラクターの「BB-8 ドロイド」は、最新の技術を駆使しているせいか、ユニークで面白い。

☆☆☆


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