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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★WOWOWで新ドラマ「沈まぬ太陽」放送。</span>





最近、テレビで「WOWOWメガネ」をしたCMをよく見る。
メガネの天地の長さが短いので、似合わないメガネだ。
WOWOWに加入していないので、関係ないかんねぇ~と思いつつ見てしまう。

白い巨塔」「不毛地帯」など、現代社会への警鐘を鳴らす作品を発表し続け、2013年に88歳で亡くなった作家・山崎豊子の最高傑作と言われる「沈まぬ太陽」(新潮文庫)を、初めてWOWOWがテレビドラマ化した。WOWOW開局25周年記念ドラマでもある。放送開始日時は5月8日午後10時(毎週日曜よる10:00~)。全20話で、第1部は全8話。初回は無料放送。

2009年に渡辺謙主演で映画化され、その年の日本アカデミー賞を席巻したが、1985年に起こった日航機墜落事故を下敷きに様々な人間模様をダイナミックに再現していた。

ドラマ版の物語は、国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、死亡事故が起きるほど劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立する姿を中心に描かれていく。



空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎(うと)まれ、海外の僻地へ左遷されてしまう。一方、現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。



やがて、空の安全を軽視した国民航空は大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。


そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった。

出演陣は、映画版と比べるとやや負ける印象だが、女優などは豪華な布陣。













(左から: 檀れい若村麻由美夏川結衣草刈民代。好みの順(笑)。)

主な出演者:
上川隆也国民航空の労働組合委員長で、物語の主人公・恩地元。
渡部篤郎労働組合副委員長の行天四郎。
夏川結衣恩地の妻で夫を献身的に支える二児の母・りつ子。
檀れい国民航空の客室乗務員・三井美樹。
■板尾路創:恩地に国航労組委員長を押し付ける前任者、八馬忠次。
小泉孝太郎国航労組の組合員・沢泉正夫。
草刈民代コーヒー農園主オーソン・ヒギンズの妻、耀子・ヒギンズ。日本を離れケニア・ナイロビで暮らす、通称「アフリカの女王」。
若村麻由美元客室乗務員で行天の妻・麗子。夫の出世を望んでいる。
古谷一行労使交渉で恩地、行天ら労組側と対立する国民航空の社長・桧山衛。
國村隼桧山社長から労使交渉を任される取締役・堂本信介。 


                            ドバイのロケ風景。


実在の会社(日本航空)をモデルにしているので、民放での企画・放送は、スポンサー関係もあり難しいと思われ、加入者限定で視聴が可能なWOWOWとなったが、すべての人が見られないのは残念。WOWOW未加入だが、初回は見られる。興味がわいたら、レンタルで・・・。



沈まぬ太陽」の配信に合わせて、山崎豊子原作の映画4本が、あすから順次放送される。「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「女系家族」だ。fpdのオールタイム邦画ベスト・テンで「白い巨塔」は、気分により2位か3位の作品。「不毛地帯」も7-8位に入る作品。映画版「女系家族」のみ未見だが、ドラマ・ベスト・テンでは、間違いなくトップ10に入れたい作品。



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