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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「女子ーズ」(2014)</span>





女子ーズ」(2014)を見た。


いわゆる戦隊モノで、若手の人気女優が5人揃って出演している。 ”おじーんズ”向けの映画ではないだろう。

主演は、桐谷美玲(写真)。高校1年の時に”千葉県一の美少女”と言われたそうで、モデル、女優、CMなどで大活躍。今年3月に、フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科を7年がかりで卒業した。
富士山唇”といわれる口元がキュート(笑)。

共演は、いまや「ビリギャル」などで人気の有村架純、「バンクーバーの朝日」の高畑充希、「桐島、部活やめるってよ」の山本美月、「シムソンズ」などの藤井美菜ほか。

・・・
名字に「色」が入っている、という理由だけで、邪悪な怪人を倒すために司令官チャールズ(佐藤二朗)の元に集められた5人の女子たち。
 
チャールズはエセ関西弁を使いながら彼女たちを説得し、女子ーズを結成する。
 5人はそれぞれ仕事を持っているが、チャールズから「宇宙から侵略」があると、女シーズに召集をかけてくる。

レッドの木直子(桐谷美玲)は、几帳面で生真面目な性格。
突然正義のヒーロに任命されても戸惑うどころか張り切ってリーダー役を務める。
 
ブルーの田美佳(藤井美菜)は口の悪いアパレルショップのギャル店員。
「20世紀少年」などの漫画が大好きな、わがまま女子。

イエローの川田ゆり(高畑充希)は超極貧生活をしており、いくつものバイトを掛け持ちする、お金優先の女子。

グリーンの山かのこ(有村架純)は夢見る劇団員。セリフのない、森の木の役でも、芝居っぽく演じることにやりがいを感じている。
 
ネイビーの野すみれ(山本美月)はお嬢様で、お金持ちだが、男の趣味が最悪。
 
こんなタイプの違う5人が集まって、地球の平和が守れるのか。

怪人は、ワカメみたいなやつ、エリンギみたいなやつ、キツツキみたいなやつ、
カメムシみたいなやつ…とにかく◯◯みたいなやつがたくさん出てくる。
 
カメムシみたいな怪人は、とにかく臭いが臭い。
しかしながら、ファブリーズのダウニーの香りだったら戦える!と考えた赤木は
ちょっと待って、と戦いを中断してスーパーへ向かうのだ。
 
結果、怪人を2時間待たせたあげく、ファブリーズ(10本使用)では消臭できず
たまたま間違って買ってきていたキンチョールで撃退。
 
・・・
「イン・ザ・ヒーロー」のような、スーツ・アクターの映画は見所があったが、人気若手女優をみる映画だった。

映画の中で、「『20世紀少年』なんか、読んでいる場合じゃないでしょ」というと、言われた青田美佳(藤井美菜)は、「”ともだち”がだれか知りたい」だった。赤木直子(桐谷美玲)は「友達は、私たちでしょ」と、噛み合わない。「映画にもなっている」というと「ケンジ役は誰?」で「唐沢寿明」というと「イメージが違う」といった会話が面白い。

この監督の作品は、「HK/変態仮面」もそうだが、おっさんが一人で映画館に見に行くような作品ではなく、DVDで、暇なときに家で見るのがいいようだ。

★★


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