「女子ーズ」(2014)を見た。
いわゆる戦隊モノで、若手の人気女優が5人揃って出演している。 ”おじーんズ”向けの映画ではないだろう。
”富士山唇”といわれる口元がキュート(笑)。
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名字に「色」が入っている、という理由だけで、邪悪な怪人を倒すために司令官チャールズ(佐藤二朗)の元に集められた5人の女子たち。
チャールズはエセ関西弁を使いながら彼女たちを説得し、女子ーズを結成する。
5人はそれぞれ仕事を持っているが、チャールズから「宇宙から侵略」があると、女シーズに召集をかけてくる。
レッドの赤木直子(桐谷美玲)は、几帳面で生真面目な性格。
突然正義のヒーロに任命されても戸惑うどころか張り切ってリーダー役を務める。
突然正義のヒーロに任命されても戸惑うどころか張り切ってリーダー役を務める。
ブルーの青田美佳(藤井美菜)は口の悪いアパレルショップのギャル店員。
「20世紀少年」などの漫画が大好きな、わがまま女子。
イエローの黄川田ゆり(高畑充希)は超極貧生活をしており、いくつものバイトを掛け持ちする、お金優先の女子。
グリーンの緑山かのこ(有村架純)は夢見る劇団員。セリフのない、森の木の役でも、芝居っぽく演じることにやりがいを感じている。
ネイビーの紺野すみれ(山本美月)はお嬢様で、お金持ちだが、男の趣味が最悪。
こんなタイプの違う5人が集まって、地球の平和が守れるのか。
怪人は、ワカメみたいなやつ、エリンギみたいなやつ、キツツキみたいなやつ、
カメムシみたいなやつ…とにかく◯◯みたいなやつがたくさん出てくる。
カメムシみたいなやつ…とにかく◯◯みたいなやつがたくさん出てくる。
カメムシみたいな怪人は、とにかく臭いが臭い。
しかしながら、ファブリーズのダウニーの香りだったら戦える!と考えた赤木は
ちょっと待って、と戦いを中断してスーパーへ向かうのだ。
ちょっと待って、と戦いを中断してスーパーへ向かうのだ。
結果、怪人を2時間待たせたあげく、ファブリーズ(10本使用)では消臭できず
たまたま間違って買ってきていたキンチョールで撃退。
たまたま間違って買ってきていたキンチョールで撃退。
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「イン・ザ・ヒーロー」のような、スーツ・アクターの映画は見所があったが、人気若手女優をみる映画だった。
映画の中で、「『20世紀少年』なんか、読んでいる場合じゃないでしょ」というと、言われた青田美佳(藤井美菜)は、「”ともだち”がだれか知りたい」だった。赤木直子(桐谷美玲)は「友達は、私たちでしょ」と、噛み合わない。「映画にもなっている」というと「ケンジ役は誰?」で「唐沢寿明」というと「イメージが違う」といった会話が面白い。
この監督の作品は、「HK/変態仮面」もそうだが、おっさんが一人で映画館に見に行くような作品ではなく、DVDで、暇なときに家で見るのがいいようだ。
★★
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