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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★「一円硬貨」★(たかが~、されど~)</span>



日本で「一円硬貨」を作っているのは、たった1社の民間企業。
 
消費税(3%)がはじめて導入された頃は、一円玉不足で、生産も忙しかったというが、今年4月の8%導入で、4年ぶりに製造を再開したのだという。
 
消費増税を陰で支える中小のアルミメーカー、アカオアルミという会社は、1円硬貨の元になるアルミの中間製品を国内で唯一生産している。
 
国の造幣局では、基本的に地金購入から硬貨の製造までを一貫して手掛けるが、生産能力や納期などを考慮して一部の生産工程を外部に委託している。
 
1円硬貨は表裏に模様を刻印する前の段階である円形(えんぎょう)という製品を入札を通じて外部に発注。
 
この円形を生産する設備を持つのはアカオアルミのみというわけだ。
1964年から円形生産を手掛けている同社は、「消費税3%が導入された時には1円が足りないというので大増産した。日夜設備を動かし毎月300トン、3億円分を納めた時期もあった」と同社の製造部長は振り返る。
 
ところが今回の製造再開について聞くと笑顔はないようだ。
というのも、1円玉の需要が減り、財務省では2011年度以降は一般流通用の製造を止めていたのだ。そのため、同社の専用設備もほぼ停止状態になっていた。
 
リーマンショックの影響で国内アルミ需要は減少。
厳しい環境下で遊休設備を抱える余裕はない。
 
円形生産を止めることも一時考えたが、1円硬貨の形を打ち抜く専用プレス2台のうち1台を廃棄し、定年退職した社員4人に現場復帰してもらうなどして今回の製造再開にあたったのだという。 最初から最後までの工程を理解している社員はたった一人だという。しかも、1円玉を1個製造するコストは1円以上、という赤字だというから、厳しい。
 
1円硬貨の製造量は消費税を導入した1989年以降、3年連続で20億枚を超えたが、一般流通向けの製造を停止する前年の2010年の生産量はわずか790万5000枚。
 
アカオアルミは「こちらの要望も言いつつ、国の仕事なのでやっていくしかない」と話している。

 
最近は「電子マネー」が活発化している。電車なども、関東なら「イカ」ですいすい。端数を気にしなくていい。ただコンビニ、スーパーなどでは、1年玉は欠かせない
 
買い物をして、1、002円だったという時など、財布を見たら「2,000円」しかなかったということもある。たった2円のために,1,000円札を2枚出す、ということもある。
 
こんな時に思うのである。1円を笑うものは1円に泣く。
 
 
たかが1円、されど1円。
 
ところでこの「映画スクラップ帖」
ブログを始めた時の
最初のタイトルは・・・。
 
 
たかが映画、されど映画
だった!
 
たかが映画を40数年間も
追い続けている人間もいるようだ。
 
 
 
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