食パンの留め具というイメージが強い「アレ」。
「アレ」の正式名称は?というクイズを以前に出したことがあるが、「アレ」をそのまま捨てるのはもったいないというのだ。再利用で意外にも役立つという。
正式名称は「バッグ・クロージャー」で、食パン等の袋を留めるプラスチック製の留め具だ。アメリカのクイック・ロック社の創業者であるフロイド・パクストが発明。
日本では埼玉県川口市に唯一工場を置く日本法人のクイック・ロック・ジャパンのみが製造。あの商品だけで年間14億円を売り上げているという。 大手製パン会社などに販売しているクロージャーは、本社にある第一工場と隣にある第二工場ですべて製造。
年間約30億個。 同社によると「クロージャー単体ではなく、製造ラインでクロージャーを取り付ける『結束機』を導入していただいた上で、必要な数を届けている」という。
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さて、食パンのクロ―ジャーは、これまでそのままゴミ箱行きだった。
しかし、いろいろ再利用があるようで、「捨てないで!」のようだ。
たこ足配線になっているコードに「ネーム」を付けてわかりやすくしたり、輪ゴムを吊るしたり、イヤホンを巻きつけたり、ゴボウの皮剥きは意外だった(笑)・・・いろいろだ。よくよく見るといろいろな形もあり、用途は洋々と広い。
もちろん、本来の使い方であるビニール袋用として使うのが王道だが・・・。