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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「OK牧場の決斗」(1957)</span>


 
 
OK牧場の決斗」(原題:Gunfight at the O.K. Corral, 1957)は、保安官ワイアット・アープ兄弟と親友ドク・ホリディが、クラントン兄弟などのカウボーイズ(当時はメキシコなどから牛を盗むなどの不法行為を行っていた牧童たちをいう)との武装解除を発端として起こった銃撃戦を描いている。
 

 
 
 
監督はジョン・スタージェスで、のちに「荒野の七人」を監督した。
「OK牧場の決斗」の内容に満足しなかったスタージェス監督は、同じテーマで「墓石と決闘」を作った。
 
 
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ワイアット・アープは、西部劇のヒーローとして描かれることが多い。
なぜか? それは「80歳まで生き残った西部開拓時代の生き証人だったから」
というのが大きいようだ。
 
 


 
友人だった大酒飲みの元医者ドク・ホリディは、”OKコラル(牛置場)の銃撃戦”の
6年後に結核で36歳で亡くなっている。関係者もほどんど亡くなり、無傷で生き残ったのはワイアットだけだった。ワイアットは、度胸もあり、当時の西部男性の平均身長167センチ(意外と低い)を大きく上回る180センチあり、西部の保安官のイメージがあっていたことなどがある。
 
実際のワイアット・アープ(1848年3月19日 - 1929年1月13日)は、ジョン・フォード監督とも親交があり、ワイアット・アープの映画として「荒野の決闘」(1946)が作られた。ジョン・スタージェスの「OK牧場の決斗」はワイアットをモデルにした映画としては2作目。
 
このほかにもワイアット・アープ関連映画は、「シャイアン」(ジョン・フォード監督、1964年)「ワイアット・アープ」(トゥリオ・デミケリ監督、1964年)「墓石と決闘」(ジョン・スタージェス監督)「ドク・ホリディ」(フランク・ペリー監督、1971年)「キャデラック・カウボーイ」 (ブレイク・エドワーズ監督、1988年)「トゥームストーン」(ジョージ・P・コスマトス監督、1993年)「ワイアット・アープ」(ローレンス・カスダン監督、1994年)と計9本も作られている(Wikiより)。
 

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酒と賭博に身をもちくずした元歯科医ドク・ホリデイカーク・ダグラス)はフォート・グリフィンの町で3人組の殺し屋を返り討ちに倒したが、嫌われ者の彼は町民のリンチにかけられようとした。
 
たまたま町に来たドッジ・シティの保安官ワイアット・アープバート・ランカスター)はドクの情婦ケイトジョー・ヴァン・フリート)の頼みで、その危機を救った。
 
ワイアットはドッジ・シティに戻ったが、そこには余り有難くない出来事が待っていた。ワイアットの兄でトゥムストーンの保安官ヴァージルとクラントン一家との確執が激化してきたというのである。
 
クラントンは殺し屋リンゴー・キッドジョン・アイランド)を味方にして機会を狙っていた。そんなところへドクがケイトを連れてドッジ・シティにきた。札つきのドクの出現に町の治安を思うワイアットは困惑するが、その上、ローラロンダ・フレミング)という女が現れ御法度の賭博を始めるに及んではワイアットも捨てておけなかった。
 
ワイアットはローラを留置場へ入れた。が、ローラに心ひかれワイアットはドクの口添えもあって間もなく釈放した。ある日、3人の銀行強盗が町に向かったというのでワイアットは不在の代理保安官の代わりにドクを連れて行き、強盗どもを迎え撃った。
 
やがてドクは不摂生が祟って前から病んでいた胸の病が悪化、そのため情婦ケイトはリンゴー・キットに鞍替えする始末となった。そんなある夜、ワイアットはローラと恋を囁いていたが、暴れ者シャンハイ・ピアース一味が酒場を荒らしていると聞き、そこへ駆けつけた。
 
しかし多勢に無勢。そこへドクが現れ機先を制して一味を追出した。ドクはワイアットに、これで借りを返したぜと言ったが、2人は何か離れがたい友情に結ばれた。
 

翌日、ワイアットは、ローラと結婚してカリフォルニアへ行こうと、保安官のバッジを返し旅支度をしていたが、そこへ舞込んだ一通の電報。
 
兄のヴァージルがクラントン一家との危機を告げてきたのだ。ここに世にいうOKコラルでの銃撃戦が待っていたのだった・・・。
 
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ワイアットは、若い牧童には「拳銃使いで35まで生きたやつはいない。必ず(銃の)早い奴が現れる」と諭したり、牛泥棒たちが、脅しをかけてくると「次に来るときは棺桶を用意しておけ」といったり、友人ドクに対しては、「バクチ打ちで大酒ばかり飲んでいると二日で死ぬぞ」と助言する。
 
いつもアルコールをがぶ飲みしているドク・ホリディは「長生きなんぞしたくない。ベッドで死ぬのは御免だ。アルコールは薬だ」と、ワイアットに「お説教屋」と言い返すのだった。
 
全編に流れるテーマ曲が軽快だ。
♪二人が行くところは、墓か丘か♪といった内容。
 
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