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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「世界にひとつのプレイブック」(2012、公開2013年2月)</span>


 
 
世界にひとつのプレイブック」(原題:Silver Linings Playbook, 2012)は、今年のアカデミー賞で、4つの演技部門(主演男優、主演女優、助演男優、助演女優)のすべての候補に名を連ね、アカデミー賞をにぎわした作品の1本だった。結果は、主演女優賞ジェニファー・ローレンス)を受賞。気になっていた作品の1本だった。
 

主演女優賞受賞のジェニファー・ローレンスは、撮影時21歳だったというが、キュートなルックスとは裏腹に、役柄のセリフなどは過激で、堂々たる演技ぶり。この数年の主演女優賞受賞女優の中では、最も魅力的だ。すでに「ウインターズ・ボーン」(2010)「ハンガー・ゲーム」(2012)などに出演しているが未見だったが、今月(2月)までに見た。
 

凄い女優が現れた! 
というのが率直な印象だ。
 
主演女優賞を獲るような女優は、映画の中で、インパクトのある名シーンがいくつかあって、迫るものがあるが、ジェニファー・ローレンスは登場してから最後まで演技が素晴らしかった。
 
アメリカ映画では、親子、夫婦、恋人などのシーンで、日本人から見ると感情的でヒステリックと思われるような、すぐキレてしまうというシーンが多いが、この映画の主人公パッド(ブラッドリー・クーパー)も、妻の浮気が原因で、怒りを覚え自身のコントロールが効かなくなり、うつ病の診断をされ、精神病院入りを余儀なくされてしまう。
 
パッドはようやく許可を得て実家に戻ると、妻ニッキは家出しており、仕事もなく、社会復帰を目指すことにする。妻からは、(一定距離の)「接近禁止令」が出ており、心身ともに健康になればやり直せると思ったが、ままならない状況。
 
そんな時に、友人に誘われたディナーで、近所に住む若い女ティファニージェニファー・ローレンス)と知り合う。ティファニーも、夫を事故で亡くして以来、心に問題を抱えており、パットはそんな彼女のエキセントリックな言動に振り回されるハメになる。
 
ところがティファニーはパットの妻とも知り合いで、パットがよりを戻せるよう手助けしてあげると提案。その交換条件として、ダンス・コンテストにパートナーとなって出場することを迫られるパットだったが・・・。
 


 
 
       予告編(日本版)
 
        オリジナル予告編
 
・・・
それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。(HPより)。
 
監督は「スリー・キングス」「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセ
パッドの父親パット・シニア(名優ロバート・デ・ニーロ!)は、アメフトの地元チーム・イーグルスの応援に熱を上げているが、息子のパッドにイーグルスの応援を一緒にするように強く勧めていたのは、「イーグルスというのは口実で、(パッドの兄と違って)親子の会話が少なかったので、親子の絆を深めたかった」と語るところなど、しんみりとさせるシーンもある。
 
デ・ニーロも1980年代の「アンタッチャブル」のころと比べるとすっかり、年老いた、落ち着いた好々爺といった役が似合うようになったようだ。デ・ニーロも今年8月で70歳。
 
・・・
この映画では、ニューヨークの標語という「エクセルシオール」(より高く)があり、ダンスに挑むティファニーも「エクセルシオール」を掲げてダンスのコンテストに挑む。
この言葉は随所に登場し、明日への希望の象徴のように使われている。
 
もう一つのキーワードが「サインを見落とすな」だった。
日本では、いじめの問題があったときに、「(あとから)あれは(いじめの)サインでは」といったように先生、親は気づくべきだったといった風に使われることがある。
この映画でも、ある手紙の中で効果的に使われている。
 
今年公開の洋画の中では、印象に残る1本だ。
 
☆☆☆
 
 
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